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【中医学クイズ】痛風になりやすいのは?

難易度⭐️⭐️⭐️


  • A汗かきの人

  • B冷え性の人

正解:B冷え性の人
理由:冷え性の人は、尿酸の結晶ができやすいから。
正確にいうと、下半身が冷え性の人は、痛風になりやすいです。

血液中の尿酸値が高いと、痛風と言われます。
風が吹いても痛いということから、痛風と呼ばれています。

痛風とは
足の親指あたりに、尿酸の結晶ができ、神経を圧迫したり、血流が悪いために、痛みがおこります。


ビール飲み過ぎとか、贅沢病とか言われますが、いくつかの原因が重なって結晶ができます。

では、なぜ結晶ができるのでしょうか?

答えは、
原因1:食事にプリン体(尿酸のタネ)が多い
原因2:足が冷えている
原因3:血液が酸性
(糖質・甘いもの・動物性食品・お肉・揚げ物が多い)


では、足が冷えているとなぜ尿酸結晶ができるのでしょうか?

例えば、
アイスコーヒーに角砂糖を入れてみましょう。

角砂糖の結晶は、どれだけ混ぜても、冷たいアイスコーヒーの中では、溶けません。


自然界でおこる現象は、からだの中でおこる現象と同じです。

痛風になりやすい人は、足が冷えているため、尿酸の結晶が溶けにくいのです。


では、どのように対策すればいいのでしょうか?

対策1:血液をアルカリ性にする
対策2:温めて血液循環をよくする

例えば、
・食事の野菜を多めにして、血液をアルカリ性にする
・湯船に浸かってマッサージをする
・サウナ
・岩盤浴
手段は何でも良いのです。


病気は結果、必ず原因があります。
そして複数の原因が重なっておこるので、原因を少しずつ改善すれば良いのです。

健康になるのは、修行では、ありません。
からだの中でおこっていることを理解して、健康になる過程も楽しみましょう。

では、薬のメリットデメリットとは?

メリット
薬は、一時的に尿酸を合成しないようにします。

デメリット
一時的に、尿酸が作られないので、治ったように思いますが、尿酸に合成される前の成分が、からだの中に残った状態なので、再び尿酸値が上がり、薬が追加されます。


食べたものを無かったことにする魔法の薬はありません。


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