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【中医学】春の湿疹・だるさ・眠気

【相談内容】
顔と首のアトピー 、身体の重だるさ(特に下半身)、朝なかなか起きれない。
などがあります。

整体に行ってアドバイスもしてもらったのですが、他にも気をつけたほうがいいことや、するといいことなどあれば教えてください(*´-`)

結論からいうと
・食べ物の量や種類を見直す
・顔や頭にエネルギーが停滞しているので足に分散させる
・エネルギーを発散する

この方は、減薬カウンセリング2年目の生徒さんです。
長期間服用していたピルを体質改善によって、現在休薬しています。

ピルはホルモン剤なので突然休薬すると、だるさ、眠れない、過食、拒食、精神不安などの副作用が起こります。

必ず、減薬専門の医師・薬剤師に相談しましょう。

それでは、本日も3ステップで解説していきます。


1)体の中で何が起きているのか

春になると湿疹やだるい、眠気などの相談件数が増えます。

【湿疹のメカニズム】
冬の寒さで、体の皮下脂肪は、冷蔵庫のバターのようにカチカチでしたが、春になり、少し柔らかくなり、血液に流れ込み皮膚から外へエネルギーと老廃物が出ようとします。

しかし、皮膚の皮下脂肪は完全に溶けていないので、1点突破でやわやかい部位から外へ出ます。

これが湿疹です。

【だるさ・眠けのメカニズム】
脳は、脳髄液という栄養たっぷりの水の中に浮かんでいます。
栄養たっぷりの水は、春の暖かさでわずかに膨らみ、脳を圧迫します。
すると、だるさや眠けが起こります。

ご飯を食べると眠くなるのと同じ現象です。

2)湿疹対策として

この方は、長期間、顔にステロイドを使用していたので、これからも毎年春になると湿疹が出ます。

しかし、夏から秋にかけてデトックスをしているので、毎年春のステロイド量は減っていきます。

【デトックスの方法は】
目的:
①食べ物の量や種類を見直す
②顔や頭にエネルギーが停滞しているので足に分散させる
③体の中に停滞したエネルギーを発散する

手段は何でも良いです。
①食べ物の量や種類を見直す
→米や芋などの糖質、お菓子を半分にする

②顔や頭にエネルギーが停滞しているので足に分散させる
→足マッサージ お風呂で汗をかく

③体の中に停滞したエネルギーを発散する
→誰かと話す
好きなことする
買い物を楽しむ
SNS発信する
掃除や断捨離をする

③は、生徒さんが考えた回答です。
目的が理解できているので、自分に合った手段を選択できるようになります。

3)自分で選択できるようになるとは

SNSでたくさんの情報が流れてきます。
これが良いという情報もあれば、それはダメだという反対意見もある。

じゃあ、どっちを選べばいいのか?
実は、どちらも正解であることがほとんどです。

大切なのは、自分にとってどちらが必要なのか取捨選択すること。

情報を取捨選択するのに必要なものとは、何でしょうか?
答えは、「健康の知識」です。

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私は、大阪第4土曜クラスの講師。

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オンライン参加:


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