言葉にするということ

自分の感じていることを、一度言葉にしてみる。そうすると、感じていたこと以上のことがわかる。自分の心が感じたことだからなんだって理解していると思っていたが、実は自分でも知らない自分、気づけなかった自分がいることがある。

この、「自分でも知らない自分」「気づけなかった自分」をどれだけ認識して、大切に出来るかが大切だと思う。

毎日、朝起きてSNSを見て、ニュースアプリや天気アプリを開いて、電車に乗れば色んな屋外広告に訴えかけられ、またSNSを見て、眠りにつく。

僕らは世界から沢山の情報を吸収している。情報を知るということは大切なのかもしれない。じゃあ、僕らは僕ら自身の内側の声が聞こえているんだろうか。

僕の内側の叫びは、誰が聞いてくれるんだろう。隣に座っている女の子?目の前で眠っているサラリーマン?いや、他でもない自分だろう。自分自身が自分の内から発せられる声に耳を傾けなければ、誰が自分のことを聞いてくれるんだろう。

自分の内側を愛することが出来ないと、それは自分自身を愛することが出来ないことなのかもしれない。それは自分自身で自分のことを雑に扱っているのと同じだと思うんだ。

だからこそ、声を聞こう。自分自身の声を、内側から発せられる想いを言葉にしよう。言葉にすることで、そこにいた自分を愛することが出来ると思うんだ。愛するということは、自分を大切にするということだと思うんだ。

今、あなたは何を思う?朝から晩まで色んな情報が流れるこの部屋で、あなたの内側から発せられている声はなんて言っている?さあ、スマホを閉じて、音楽を止めて、内側の窓を開けてみよう。そこから出てきた想いを言葉にし、自分を知ろう。それは、自分を愛するための手段なのだから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?