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スイートポテトの作り方(おいも日記)

さつまいも、というのはいい食べ物だなと思ったのは、息子が赤ちゃんの時かもしれない。
いろいろなアレルギーがあった息子は、離乳食が始まっても安心して食べられるものが少なかった。
卵乳製品大豆製品以外でも、野菜や果物もアクが強いものはアレルギーが出やすくて、一体どうしたらいいのか途方に暮れることも多かった。
そんな中、さつまいもは安心していい食材のひとつで、甘みがあるから喜んで食べてくれるし、おなかもふくれるし、さつまいもとりんごの煮物とか、ごはんにもおやつにもなって私も一緒にモリモリ食べていた。
今はもう息子はモリモリさつまいもを食べないけど、息子がひとり暮らしを始めて料理をするようになってから、いくつかレシピを聞かれた中にスイートポテトも入っていた。
レシピを聞かれるって、その料理が好きってことだと思うから、うれしかった。

私は焼き芋に目覚めて、買ってきたさつまいもを家のオーブンで焼いて、朝ごはんやおやつに食べるようになった。
安納芋やシルクスイートが特に好きだと思った。
それから、それとは別に、仕事やボランティアで人のお話を聴いたりしてきたので、そういうことも、これから先の人生を通じてできたらいいなと思った。
食べものには力があるから、子どもでも大人でもゆるく人が集まってちょっとおしゃべりしたり、おなかの中も暖かくなるような、敷居が低くて、こじんまりとして、ほっとできる場所を作れたらいいなと思った。
ちょっとしたくつろぎスペースのあるやきいもやさん。
おいしい焼き芋と、コーヒーと、焼き芋にはチャイがあうから、チャイも出せたらうれしいな。
ほうじ茶もホッとするよね。
小笠原で出会ったレモンがびっくりするおいしさだったから、みんなにも知ってもらいたい。
などなど、夢が膨らむ。
現実には、今は焼き芋を焼いては食べているだけなのだけど。

私のスイートポテトのレシピはとてもシンプル簡単で、
さつまいもを砂糖と一緒にひたひたの水で煮物みたいに煮て
水がほとんどなくなったら胡麻をする棒で潰しながら水分を飛ばし、
バターを入れて溶かして、
粗熱が取れたら手で丸めてオーブンで焼き目をつける。
お正月とかは栗を上に乗せる時もある。
最近気がついたのは、さつまいも自体が甘い品種が多くなっているからか、
私の作り方だと、甘い品種ではペタペタになりすぎて上手くいかない。
ホクホク系の金時いもとかの方が上手くいく。

最近レモンクッキーにもはまっていて、いろいろ美味しいレシピがあるけど、
私はアイシングがかかったタイプが好きだ。
クッキーは、卵の代わりにヨーグルトを使って作ってもおいしい。


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