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キングダム 砂鬼一家、召(しょう)

67巻は、桓騎の過去が書かれた回でした。

まだ、十代のころの桓騎と砂鬼一家の話。
「桓騎の怒り」
難しいですね。
でも、中間層への怒りとは領主も含まれると思います。

作中では、被り物をしている召(しょう)という少年が出てきます。

いつも被り物をしている召(しょう)は、下僕で酷い仕打ちを受けていました。
少年の桓騎が話しかけます。

秦国将軍となった、主人公 飛信隊の李信も下僕でした。
桓騎の少年時代は、下僕でひどい目にあったり、
戦争孤児がいる「砂鬼一家」という集団に拾われていたのですが、

思想が、天才すぎる(笑)

若き桓騎が、召の仇をうった後の会話。

桓騎は、砂鬼一家に拾われるまでに、教養があったのだと思います。

そして、砂鬼一家の現在は拷問(兼医療?)集団となっています。

召は今も生きています。

召、曰く、
「あの時の話をしなくちゃ」と…。
そして、少年時代の桓騎の言動が、少し明らかになります。

もう少年時代の桓騎の思想は、
政治的思想になっています。
そして、虐殺していながらも、
秦王とは真逆の思想です。

真逆の思想とは、今の中華人民共和国と逆の思想。
独裁ではない、社会主義(?)か、自由主義社会(資本主義社会)。

「奪われることが当たり前でない世界」
つまりは、法治国家です。

桓騎は、ただ、仲間と楽しく生きて、
時が来たら死を受け入れるだけだったのに、
長く生きちゃった人かもしれません。

でも、あれ、

「俺に任せとけ、 全部上手くいく。」


ってかっこいいですよね!