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洗濯は「一期一会」 正解のない洗濯

どうやったら、キレイに服が洗えるの?
洗剤はどれだけ入れたらいいか?
水の量は?乾燥は?

結論から言うと、「正解がない」ということのようです。

一般的に・・・という話はたくさんありますし、洗剤にも洗濯機にも目安が書かれていますが、本当に目安でしかないようです。


私は、けっこう家事の分担をしていますが、その中でも洗濯もかなりやっているほうです。
そしてこの何ヶ月もの間、特に注意しながら洗剤と洗濯についてアレコレと順番や比率などについてトライをし続けてきました。

その結果、私なりの洗濯の法則や結論は見つかりました。
そして同時に、

自分以外の、誰にもピッタリと当てはまる「正解はない」

という結論にも至りました。

つまり、「それぞれに正解がある」ということのようです。


想定される洗濯の条件


一日の1人ぶんの洗濯量の目安は、1.5kg

たとえばこんな目安がありますが、鵜呑みにするにはいろいろとギモンが沸きます。

考えれば考えるほどいろいろな条件がたくさんあります。

どんな服を着ているか

衣服の素材
衣服のサイズ
夏服、冬服などの重さ
下着からダウンまで
染め方
縫製

服の量

家族の人数
夏と冬の衣服
金曜日に学校からやってくる白衣や体操服
スポーツをしているなど着替えの回数
仕事で使う衣服
普段着と家着、パジャマ

服の汚れ具合

子どもと大人の違い
子どもの外遊びの汚れ
赤ちゃん、高齢者特有の汚れ
化粧
仕事特有の汚れ
飲食、工業油、泥汚れ、インク、血液

水や季節

水の温度
塩素の量やPH
住んでいる地域
空気の温度や湿度、風

住居

干す場所、時間
干すための道具
洗濯の時間帯
マンションか一軒家か
乾燥機の有無

その他

洗濯機の種類
残り湯の利用有無
仕上がりの風合い
許される汚れ落ちの程度
許容できる服へのダメージ
洗濯にかけられる時間
洗剤に期待すること
洗剤で許されないこと


まだまだ考えるポイントはあれど・・・洗濯が毎回同じ条件になることはありません。
まるで一期一会です。
1つの家庭でさえ同じ条件はないのですから、他の家庭でも同じ条件ということはないんですね。


正解は、それぞれに


すべての洗濯には、それぞれに正解があります。

何がなんでも1回でキレイにならないと、時間がないので困る。

これだって、その人なりの正解です。

たとえば私たちが車に乗るように、環境に多少の影響を及ぼしても選択をしなくてはならないこともあります。


最近の洗濯機は節水ばかりが注目をされています。

本当に洗濯機で節水して汚れが落ちるのかはギモンですが、手洗いをするわけにもいかないので、ある程度は洗濯機に頼るしかありません。

そして洗剤も、トータルで考えて環境負荷を減らせるようにするために選んでいく必要があります。ある側面だけを伝えたCMやキャッチコピーは少し冷静に捉えたほうがいいですよね。

その上で、ちゃんと汚れが落ちなければ、衛生面で問題があったり、アレルギーの原因になったり、シミなどで衣服を捨てることになったりします。


洗濯は、選択。

河川の汚水の原因は、家庭によるものと言われています。

キッチンや洗濯など、洗剤や機械など選ぶことができるのであれば、少しでも意識を向けていかなければなりませんね。

私たちは、そういった無意識を意識に変えて、洗濯から選択することの大切さを伝え、様々な選択に繫がるようなきっかけにつながり、それぞれがいろいろな場面で正解を見つけていく行動に繫がると、良い社会に一歩でも近づくのではないかと考えています。


Save the Ocean 

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