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頻尿の長男のおはなし

前回、お話させてもらった
【夜行バスで行く節約USJの旅】
の、続きのお話。

の、お話。


長男は頻尿なんです。(急に)

授業の合間の休み時間も必ずトイレに行くし、
お出かけした時も不安なのか見つける度に
トイレに行く。
夜も1回は起きて行ってるみたい。


病院で相談したこともあったんです。

でも、
本人が対応してて困ってないなら
周りがとやかく言わない方がいいと。



長男が小5の時、
宿泊体験がありました。

その帰りのバスでトイレ休憩の時に寝ていて
トイレに行けず、起きたタイミングで先生に

『トイレに行きたい』

と訴えたものの、
取り合ってもらえず、ギリギリだった。
(長男曰く、後ろから先生に大声で声かけたのに知らんぷりされた…とのこと。)

そして、
クラスの友達にも笑われた。
……と、泣いて帰ってきました。



そのことがトラウマのように記憶に残っていて、
何かある度にトイレの心配をするようになりました。


元々、頻尿で
そのことが拍車をかけたように思います。



あ。
担任酷い!って思いましたよ。

長男、声ハッキリしてるので
絶対聞こえてないとかないと思うんです。
長男もそう言ってましたし。

行く前にトイレが近いことも
伝えていました。


でも、担任の先生には何も言いませんでした。

だって、
それを私から言ったところで。

【長男のためにはなるのか?】

って話です。


考えた末、
私が出した答えは【ならない】でした。


長男は担任嫌いになっちゃいましたが。

私ができることは、
その出来事に否定も肯定もせず、
担任の先生の悪口を一緒に言うでもなく、

ただ、
『きつかったよねー。』
と、気持ちを共感するだけです。



話を戻しますね。

そんな、長男が夜行バスに乗るって
ちょっと……いや、結構なチャレンジでした。


しかも、
1週間前にメールで
『修理のため急遽、代替車両にて運行する』
とのお知らせ。


そして、当日。

「お母さん!車内にトイレないやん!」

がーーーーん。



一瞬、
顔が青ざめたようになる長男でしたが、
トイレ休憩が途中3回ある事を伝えると、


「うん。大丈夫、大丈夫。お母さん、起こしてね。」

と一言。

「うん。大丈夫。お母さん、起きれるか知らんけど笑」

と私。


いや、
そこはオカン『起こすよ』って言いなさいよー

という感じですが……

ごめんなさい。
いつも、こんな感じです。



結局、3回起こしましたし、
3回ともトイレに行きました。


でも、着いた時には

「おれ、大丈夫だったねー」

と嬉しそう。


そして、
帰りのバスも車内にトイレがなかったんですが

「大丈夫。大丈夫。」

と、今度は余裕そうな表情。



もちろん、
問題なく目的地までたどり着くことができました。


「これで、またユニバ行けるやん」

なんて言いながら、
長男も何かを乗り越えたような……。


過去の嫌な思い出が消えたわけではないと思う。

でも、
その思い出のおかげで
ネックになっていたことも、
少しは前向きに考えられるように
なったんじゃないかなーと
思ってます。


成功体験を積むことで自信が持てるようになり、
自己肯定感が上がります。

成功体験を積むためには、
色んな体験をすることが必要です。


どんなことでもいい。

お家でできることからでいいんです。

ぜひ、色んな体験をして、
小さいこと一つ一つ『できたね』って
嬉しい気持ちを共感して、

子どもと一緒に
喜びを分かちあって欲しいと思います。





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