見出し画像

子どもの世界


仕事中に
サッカー部に入っている中2の長男から
LINEが来ました。




「明日の試合休んでいい?Sに

『長男は、トラップとかが下手やけん試合に入らん』

って言われたけん。俺多分っていうか絶対出れんけん!」


私は

「わかった。また帰ってから話そ!」

とだけ、返信しました。




帰って話を聞くと、


3人ずつわかれて練習する時に
2年生の中だと1人余り、
4人で交代でしていたら

そのSくんから

「長男くんは下手だから、1年と練習すればいい。」

というニュアンスのことを
言われたそうです。



悔しくて悲しくて、

「帰ってきてから30分くらい泣いた。」

と。


私の前では泣きませんでしたが。

なんだか、
私も中学生の時に
部活仲間の中で揉め事があり、
辛い思いをしたことを思い出しました。


私は

「そっか。辛いね。」

とだけしか言えませんでした。


次の日は試合。
公式戦。


休んでもいいけど、
学校側に休む理由を伝えなければなりません。


「先生にはこのこと言わないで欲しい。」

と、長男。

んーーー。
用事があって休むと言うのもなんか違うし。
このご時世、
病欠もどうかなぁ。


というより、
このことを伝えずに休むのは
違うような気がしたのです。



長男とは、少し時間を置いたあと
こんな話をしました。


「部活には本気でやりたいという子と、長男くんみたいにサッカーをただ楽しみたい!という気持ちの子と多分2パターンあると思う。
本気でやりたい!勝ちたい!と思う人にとっては、部活以外でサッカーの練習をしないような長男みたいなタイプに苛立つこともあるかも。」

「でもね、その自分の気持ちを基準にして相手を傷つけることは、もちろんお母さんも許せることではないと思ってるよ。」

「明日は休んでいいし、なんなら別に部活を辞める選択肢もある。でも、今回休む理由は先生には伝えるよ。」


長男は、考えたあと

相手の名前は出さないでほしいこと。
たしかに、
僕はただワイワイやってたいだけ。

ということを話してくれました。



顧問の先生に連絡すると、
先生は謝罪してくださり、

「今後このような事がないように、名前はもちろん伏せて指導します」

と、対応してくださいました。



翌日の公式戦には行かず、

どうせなので、
田んぼ体験に連れていきました。
↓↓↓
https://x.com/umi225_1122/status/1794641744556069193

私の職場が
自然体験を大切にしてる所でして、

元々、この日研修という名目で
駆り出されておりました。


長男はこういった類の体験には
とても積極的です。

逆に次男は、
感触を楽しむみたいなことが大の苦手で、
保育園の時から
泥遊び、ボディペインティング、スライムなど
全力で拒否するタイプ。



長男は田んぼに着くと、
自ら田んぼの中に入って行って
おじちゃん達の中に自然と溶け込んで
田んぼ仕事をしていました。


長男の、
知らない場所での適応力とか
コミュニケーション能力とかも
私が中学生の時とは比べ物にならないほど。


尊敬する。


周りの知らない大人に褒められ、
大自然の中で
ちょっとスッキリした様子の長男。


連れてきてよかったなー。



子どもも大人も色々ありますよね。

大人は色々経験してきてるから、
何かあっても上手くスルーしたり、
跳ね除けられることだって、

子どもにしてみたら
今まで生きてきた中で
経験したことないことだって
めちゃくちゃ苦しんでることだったりする。



親の私にできることは、

子どもが自力で解決していくのを
見守って、
心で支えて、
信じるしかないのかなぁ。


答えを出すのは
自分自身だから。



とにかく、
すぐに話してくれる子でよかった。



続きの話は
また次回。

✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*˸ꕤ*

無料メルマガやってます!

この記事はUMiのメルマガの
バックナンバーです。

もし興味があればメルマガに
登録していただければ嬉しいです。


登録はこちら
↓↓↓
UMiのメルマガ



特典として

◎子どもの個性を長所に変える 25の捉え方

をプレゼントしています。

そちらも併せてお役に立てて
頂けたら幸いです。



#発達障害グレーゾーン
#ADHD
#凸凹兄弟
#保育士
#子育て


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?