どんな時、あなたは映画を観ますか
近頃、よく映画を観ます。
ちょっとがっかりした時、映画を観ます。
それでも、だいたい一本観ると気分が変わっています。
わたしが丸太のように太い神経をしていると思っている人もいるようですが笑、わたしには繊細な部分があります。ですので、自分でもいったい何に傷ついたのかわからない時、寝るか、映画を観ます。
そうして、夢中になっていると、やがて自分の思考がすっかり変化していることに気が付くのです。
今日は、『マイ、インターン』を観ました。
いつか、アン・ハサウエイ主演の映画について書いたところ『マイ、インターン』を勧めて下さった方がいました。
これは正解でした。
10年前の作品ですが、あのロバート・デ・ニーロが共演です。
それにしても、よくできたストーリーで、時代も、アメリカの暮らしも、テンポも申し分なく描かれています。なにより、ロバート・デ・ニーロの表情が、そして人柄が最高です。
作品の中で、一つ、とびっきり気に入ったのが、彼が女社長であるアン・ハサウエイを評価するところです。
彼は、急激に大きくなったスタートアップで、何もかも後手後手になってきた女社長へ、実に温かいまなざしを向けます。他の誰とも違う温かさです。
そして、こんな感じのことを言うのです。正確には覚えていませんが笑。
利害関係のない年長者の氏が、若い経営者に向かってそう言うのです。彼女がどれほど熱心に会社のことを考えて動いているのか、ちゃんと見ているし、理解しているのです。
この言葉が、今日のわたしの薬でした。
もう長く付き合って下さっている方ならご存知だと思います。
わたしは、働き方を変えたいと起業しています。とはいえ、誰かを批判したいわけではありません。ただただ声を広げていきたいのです。それでも、言葉とは実に難しく、受け取る人によっては、思いもかけない受け止め方をされます。
その映画で、今のわたしに必要なのはロバート・デ・ニーロだな、と思ったのです。まあ、それは無理ですが笑。
こうして、映画の中で素敵な言葉をもらえたから、まあいいのです。
映画は、わたしにとっては薬のようなものです。
そういえば、わたしにはロバート・デ・ニーロがいるかもしれません。こんなふうに、しぼんだわたしに優しい言葉をかけてくれて、どんな時にも見方でいてくれるのは夫でした。20年前には思いもしなかったことです。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
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