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フランスが身近に!

昨夜、フランスにお住まいのoharicotさんとstand.fmでゆったりとお話しをしました。

そんなお喋りも、昨夜でもう3回目になりました。毎回一時間越えの長尺コラボになっているという特徴があります。

最初にお話しした時、あまりに話が尽きないので、それならシリーズ化しましょうということになったのでした。

フランス在住のoharicotさん、フランスでは日曜のお昼、ちょうど早めのランチが終わったころでしょうか。わたしは早めの夕食を終えた頃に話しはじめます。

これほど簡単に海外にお住いの方とお話しが出来るのは本当に素敵だと思います。

毎回テーマも決めずに話しますので、話は気ままに流れていくのですが、そこがなんとも楽しいのです。まるでカフェでお会いしているようです。

そうそう、カフェといえば、パリにある哲学カフェ「カフェ・ド・フロール」のお話をおききしました。こちらは気張らないと入れなさそうな、少し高給なカフェなのだそうです。

けれど、そこは19世紀の頃にできた、フランスの人々に愛され続けた有名な哲学カフェです。

かつてサルトルとその恋人だったボーヴォワールも集っていたカフェ。『第二の性』を書いた人がフランス人女性というのが、なんとも不思議な感覚になるのですが、自由の国といえばフランス!と思いがちですし、王様をギロチンにかけた市民の国といえばフランス!ですが、実はフランスは女性が参政権を手にしたのは第二次世界大戦後です。だからこそ、社会は長らく男性のもので、わたしたち女性は第二の性と彼女は書かれているのです。

そんな話しからoharicotさんが、フランスの人々の心の中に今でもある意識のようなものについて教えてくださいました。

ちょっと信じられないかもしれませんが、今でもフランスには女性が男性より下に置かれていると感じられることがあるし、家庭内で妻の方が収入が多いことで離婚に至るカップルもあるとおっしゃいます。

イメージは男女平等が達成されているように思われても、まだまだ人々の意識の中には、稼ぎ手は男といった考えが完全には無くなっていないのだそうです。


それでも、フランスは誰もが「語る」国です。

パリには哲学カフェが、モンマルトルには画家が集うカフェがあるようです。

そう思うだけで、このフランスという国のエネルギーを感じます。

それから、フランスにはワインの有名な地域が幾つかありますが、その中のシャンパーニュ地方は実に素晴らしい街並みが広がっているよだそうです。建物の美しさは格別だとか。

それからもう一つ、パリ郊外にお住まいだった日本の画家藤田嗣治(つぐはる)氏のことも。

それは初めて目にした絵で、猫の絵が有名なようです。

ネットで見ると色鉛筆のような、水彩の様な、ちょっと不思議な画材が使われているように感じられますが、尋ねてみると、画材は秘密だと彼女が教えてくれました。藤田氏がご自分で作り出された画材を使って描かれているのだそうです。

その絵を見ていると、宮崎駿氏のジブリ映画とどこか重なる気がします。沢山の人に影響を与えた方なのかもしれません。

で、わたしはこの絵が一目で好きになりました!

わたしが目にしたのは、擬人化されて少し気取った服を身につけた猫先生や、猫の生徒たちが学ぶクラスです。そのクラスの床に、服を身につけていない普通の猫がお腹を出して寝転がっているのです。白いお腹を丸出しにしたその猫を見て、わたしはこの絵が一目で好きになりました!こんな遊び心たっぷりな日本画家がフランスにいらしたとは。

こうした素敵な出会いに感謝です。

ゆっくりとお話しすることで、どんどんフランスが近づいてきます。

oharicotさん、ありがとうございました。次回も宜しくお願い致します!


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※スタエフでもお話ししています。

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