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あなたは、なにを信じるか

ここ数日、少し人と会いはじめている。

知りたいことがある。

その知りたい情報を集めるために歩いている。


今日もお一人にお話しを聞いたばかりだったけれど、今もまた、友達に電話で質問攻めをした笑。これはちょっと面白い。個人で社会分析中だ。

といっても、ビックデータを使った分析とはちと違う。

ビックデータを使た分析なら、色々な企業でも研究所でも普通にされている。

DX社会ではデータがモノを言う。ちょっとしたことならその情報の山である数字を分析すると、欲しい情報に簡単にたどり着く。

その数字の宝をどう切り取るのか、得意な人ならウキウキと麻雀のパイを切るように、そこからダイヤモンドを取り出すことができる。きっとセンスだって必要だろうが、これが得意な人は、今の時代答えを出すのはおちゃのこさいさいってことでもある。

けれど、けれどなのだ、データーってそもそもなんだ?と思う事がある。

これは疑り深いわたしの性格にもよるとは思うのだけれど、数字の分析をやってみたからこそ思う事がある。

わたしは大学時代100人以上の方にアンケートをお願いして、戻ってきたその情報を実に丁寧に分析した。

それは、超が付くほど扱いにくいソフトを使っての解析だった。その関係に因果関係はあるのか、相関関係はあるのか、そんなことを繰り返し繰り返し調べつくした。

その時感じたのだ。

アンケート調査ってやっぱり限界あるよなと。

なんたって数字が弾き出される前に、その調査資料を作成する人がいるのだ。であればこそ、その人の中にある答えから外の解などでてきようがないと思う。まあ、わたしが作った調査資料だから余計にそう思ったのだろうけどね。

それでも、やっぱり決まったルールで質問をして集めた答えには、一定のルールがあって、そこから逃げられるはずがないと思ってしまう。

てなわけで、わたしは卒論ではインタビュー調査に切り替えた。インタビューは既に卒論以外でも何度も経験していた。そして、わたしの思う社会調査では、このインタビューがダントツ面白いと思っている。

同じ質問に、たとえ同じ答えが返ってきたとしても、そこで終わってはアンケート調査と同じになる。なぜその答えが返ってきたのか、目の前にいる人をもっと知ろうとする、そんなところにインタビュー調査の奥深さがある。

ありがたいことに、現在わたしはstand.fmで沢山の方とコラボliveをさせて頂いている。これは単なる会話に過ぎないけれど、けれど元をたどるとインタビューで既に実践してきている会話なのだ。相手がなにを考えてその答えを出されたのか、そこを丁寧に聴いていく。だから、コラボliveはとても興味深い。

そんなわけで、今、わたしは知りたいことがある。

わたしの知りたいことは、国のデータで既に答えが出ている。総研なども発表していたりする。けれど、知りたいのはそんな事ではない。一人一人の経験について、人と会って、電話で、落ち着いて聞いてみたいのだ。

ここから年末まで、いったいどれほどの方とお話しが出来るだろう。恐らく、知り合いの方のお友達などを紹介して頂いて、20人ぐらいにはお話しが聴けるのではないだろうか。

今は少しワクワクしている。

いずれ、自分の足で集めたデータはどこかでお話しできる日が来るだろう。

そう、わたしはビックデータを使った分析で、ざっくりと世の中を掴み、そこから自分の足で、それってほんとうだろうか?と確かめに行くのが好みなのだ。

なんでも自分で納得して先に進みたい。だって、数字は時に嘘をつくから笑。

今、また、新しい目標が出来た。

わたしは統計の資格を持つけれど、お上の出したデーターより、自分の感覚と、自分の足で集めたリアルな声をかなり大切にしている。

なんだか、楽しくなってきた。

こちらの内容は、来春にはnoteでも書いてみたいと思う。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※お読みくださりありがとうございました。

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