出版記念サイン会に行って
昨日、青海エイミーさんの出版記念サイン会に行ってきました。エイミーさんとお会いするのは初めてで、とても楽しみにしていました。
そして、たった今、彼女の作品『本当の私を、探していた。』青海エイミー2023年メタ・ブレーンを読ませて頂きました。
それにしても、わたしはおっちょこちょいでした。
この作品の感想をスタエフでお話ししたのですが、アマゾンで検索しても本が出てこない。
あれれ?と思ったら、エイミーさんの2冊目の出版は10月だったのでした。
確かにエイミーさんは書かれています。
と。
実はかなりバタバタと生きていまして、エイミーさんのnoteが読めていませんでした。
というわけで、わたしは皆さまより一足先に彼女作品を読めたのでした。
ネタバレにならないよう、触りだけ書いてみますね。
この本を読み始めてわたしは驚きました。
そして、何度も震えて泣いてしまったのです。
そこには一人の女性の心情がありのままに描き出されていました。
エイミーさんとは、このnoteで知り合いました。彼女を知ったのは、彼女の経験を書かれた記事を目にした時でした。
けれど、はっきりと彼女を意識したのは、わたしが迷っていた時。
苦しくて苦しくて、苦しすぎて、ここを離れたいと悩んでいました。けれど、ここを離れてしまったら、もうわたしには居場所が一つもなくなってしまう、そんな苦しい迷いの時でした。
その時、その苦しさをそのまま文字にしました。そうしたら、彼女が、わたしも同じよと言って下さったのでした。その時の気持ちはいつまでも忘れることはないと思うのです。
そして、この本を読んで分かったことがありました。
わたしは以前、エイミーさんを勝手に、とても強い方だと思ったのです。
それは、まだ彼女が作家活動に入られる前のことでした。一度だけオンラインでご一緒させていただいたことがありました。それが今でも強く印象に残っているのです。
わたしも海外で数年暮らしています。ですから色々な国の方と知り合った時期があります。その上で、日本ではちょっと見ないタイプの女性だと思ったのです。
自分の言葉を持つ人で、そこに一ミリの妥協もない人だと。
日本では、会話をするときに、相手のテンポに合わせたり、なんとなく流れのままに、そうは思っていなくても相手の顔を立てて、つい同意してしまったりすることがあります。
けれど彼女は違いました。
エイミーさんとのワークは、深く深く言葉を掘っていく作業でした。その時、わたしにも、エイミーさんが本気で言葉を探されていることが分かりました。
そこから彼女の時間が流れはじめたのです。そして、誰もがそれに引きずられるように考え始めたのです。今思い出しても不思議な体験でした。
けれど可笑しなもので、この本を読んで、やっぱりわたしの印象は間違っていなかったと思えたのです。
彼女がヨガの指導者になるきっかけになった先生を形容された言葉を目にして、それはまさにわたしの思うエイミーさんそのものだったのですから。
驚きました。
彼女の印象は媚びない強さのある女性です。
それにそぐう言葉が見つかるまでは、決して言葉を外には出さない人。納得のいく言葉を捜し、それを口にする人。そんな印象なのです。
そのエイミーさんが、
「え?umiさん?」
と驚かれました。
わたしの印象が違ったとおっしゃっるのです。
実は、昨日はサイン会の後、もう一人、久しぶりにお会いした女性にも同じことを言われました。まるで印象が違うと。
おかしいですね。
でも自分でもなるほどな、と思うのです。
エイミーさんがご自分を探されていた時があったように、
わたしがオンライン上で彼女にお会いした時、わたしはまだ傷だらけで、ようやく立っている状態でした。
だから久しぶりにお会いしたエイミーさんと、もう一人の女性に驚かれたのだと思うのです。
わたしは人に傷つき、人に助けられました。
そして、わたしも言葉を探し続けた一人でした。
その旅で真言と出会っています。人はたとえ出会っていても気が付かないことが多いはずです。けれど、わたしは真言と出会い、真言を知り、それにすがり、そして救われました。
わたしは人に傷つけられたのではなく、言葉に傷つけられたのです。そしてわたしを慰めてくれたのも、わたしを立ち上がらせてくれたのもまた言葉でした。
わたしはそれからたくさんの真言と出会い、目に見えないものの力を信じるようになりました。その中で最も強いと思っているのが言葉の力です。
もっとも苦しかったときお会いできて、大切な言葉を受け取らせていただけた方です。
お会いできて嬉しかったです。
エイミーさん、2冊目のご出版おめでとうございます!
※最後までお読みいただきありがとうございました。
※スタエフでもお話ししています。
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