妻が動き出すとき、夫との関係は?
今日は、一日のんびりと夫婦で過ごした。
フリーになって一年が過ぎて、ようやく一年以内に起業しようと思えるところまできた。
と同時に、わたしの日常は恐ろしく忙しくなった。
ところが、近頃、夫の体調が優れない。
というわけで、今日は二人で病院へ行った。
夫はあの大混雑する病院には行きたくないのだ。そんな夫に「明日は予定がないから一緒に病院へ行こうよ。だからお休みとってね。2人でおしゃべりしながら待ってようよ」と声を掛けた。
すると、夫がちゃんと休みをとった。おお。
そして、予定通り、二人で総合病院へ向かい、そこでたっぷり待って、無事診察を終えた。
それからゆっくりとランチを楽しんだ。
近頃は食欲がなく、好きなビールも飲んでいない。心当たりならある。
家族より遅く帰る夫の夕食は個食になりがちだ。いや、やはり孤食かも。
食べ始めはわたしも座っているけれど、途中でわたしは気もそぞろとなり、自分の部屋へ行ってしまったりする。
このわたしの慌ただしさと、夫の食欲には、恐らく相関関係ぐらいはあるだろう。
ところが、今日はランチで夫の食欲が完全に戻っている。ムム。
彼はそもそもよく食べよく飲む方だ。しかもスパークリングワインでは収まらず、ビールをもう一杯おかわりするではないか。食事もペロリ。
あれ?胃腸は元気になったんだ~と内心可笑しかった。
なるほど。
わたしのバタバタな暮らしが、夫の体調不良の根っこにあるのかもしれない。相関関係だけだと思っていたけれど、ムムム、因果関係があったのね、きっと、という気分。
母も、わたしが忙しく動いていると足が痛いという。まるで、痛みと心が繋がっているように痛みだす。もちろん、マッサージは効果的だけれど、それだけじゃ足りない。
だから、母とはほんの10分でも一緒にお茶をのみながらちゃんと向き合って話をする。
わたしの活動の進捗を話すだけで、母の足の痛みが和らぐから本当に不思議だ。
わたしは、この先の人生について真剣に考えた時がある。
残りの人生は好きな人と一緒にいたいと。それはこの記事に書いた。
もちろん、その好きな人はまだ顔もない男の人だった。その人と一緒に暮らしたいと本気で思った。
けれど、その好きな人が、もしやこの人?と気づいた時、ひっくり返るほど驚いた。
どれほど鈍いのと笑われそうだけれど、夫はとても優しい人だ。そこに今頃気が付いた。
夫婦も家族も、一日ではできない。
笑っちゃうほど、すったもんだを繰り返してきたわたしたち。よく離婚しなかったよね、なんて話すことがある。
そして、スパゲッティを食べながら「どんなに忙しくなっても、わたしはあなたのことが一番大事だから、忘れないでね」と大真面目に伝えた。
こんなことは日本人夫婦は口にしないのかもしれない。ただ、わたしは英語でしっくりくるセリフを、つまり日本語ではちと恥ずかしいけれど、それでもそんな言葉を口にできるタイプだ笑。
ただ、夫婦は言葉だけじゃ足りないとおもう。ともに過ごす時間も、スキンシップだって大切だ。
じっくりと取り組みたい仕事。これからは、家族のためにも、もう少し速度を落として着実に進んでいこうと思う。
うだるほど暑い中、それでも、いつものように時折手を繋いで歩いた。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
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