女性の自立は、心が先かお金が先か
今朝知り合ったnoterさんの記事にわたしは驚きました。
ああ、なんてすっきりと言いにくいことを書かれる方なのだろうと。
それがこちらです。
さらに驚いたのが、筆者さんの熱量でした。
その方は、30代前半で日本を飛び出し、そこからアメリカで働いてこられた女性です。その人生はご想像通り、普通じゃありません。道を切り拓いてこられた方です。
そして女性よ、自立しよう、離婚しよう、と書かれているのです。
実はわたしはこのnoteで、大人の愛に心を揺さぶられ、夫と真剣に今後の人生をどうするか向き合ったことがあります。
その愛のノンフィクションはこちらです。
そしてわたしは、こんな記事を書きました。
これは夫とわたしのノンフィクションです。
ご心配なく、わたしは今、とても元気ですし、幸せです笑。
実はこのお二人はお友達でした。なるほど、納得でした。よくぞ繋がってくださったと今朝感動したのです。
わたしはこのnoteで女性の労働についてかなりコツコツと記事を書いてきました。理由はシンプルです。日本では女性が稼げないからです。稼げないということは選択肢がなくなっていくということです。そこをなんとかしたいと考えているのです。
ですから、ママのような専業主婦になりたいなんて女の子の声を耳にするとわたしは凍るのです。彼女たちはきっと、ママがたまたま幸運だったということを知らないのでしょう。愛する夫がいて、
①その夫が稼いできて、
②病知らずで、
③ママを愛し続けてくれる、
ママはきっとこんな人生を歩まれてきたはずです。でも、どうでしょう。これが一つでも欠けるとママだって困るはずです。何を隠そう、わたしはあっという間に③で困りました笑。
女性が経済的自立を手放すことは、自分の人生を誰かに預けることとよく似ています。なぜって、一度夫に預けた人生は、もはや自分で舵取りできなくなるからです。
というわけで、自立には心の自立と、経済的自立がありますが、ところがです、これが日本では本当になかなか難しいのです。
日本では、愛なんて口にするなんてハシタナイなんて言われ、愛は安く見積もられます。だからこの社会は孤独な人が多いのではないでしょうか。
そして、お金も同じです。ここに執着すると卑しいとさえ言われ安く見積もられます。けれど、現実には、お金がなければ美味しいものを食べることも、服を買うことも、お出かけすることも、電車に乗ることだってできません。もちろん離婚もできません。お金がなければ涼しい顔などできないのです。
だからこそ、愛がなくても離婚ができないのです。
そう、本当に大切なものは愛とお金だとわたしは思うのです。
そして、海里さんは、自立することの大切さを訴えていらっしゃいます。もたれかからない夫婦の関係は素晴らしいと。
これはもう同感です!
ただ、今の日本では、女性が守られる側に流れ着く社会構造があります。経済的に自立したければ初職を手放さないことが最も安全な社会でもあります。わたしたちは変化していそうで変化しない社会の中に今もいます。
これはもう変わらないのでしょうか?
わたしは必ずこの形は変えられると思っているのです。
それを誰が変えるのがいいのでしょうか?
それは女性が変えるしかないと思っています。
ではどこから変えるのがいいのでしょうか?
まずは心から変えるのがいいと思っています。そう、意識を変えるのです。
考え方が変わらなければ、行動も変わりません。そうそう、マザーテレサも言われてました。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか人格になるから
人格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから
と。
海里さんがおっしゃるように、女性だってできるのです。
日本で駄目ならどこでだって生きていけるほど日本女性はタクマシイのです。本当は、日本女性は知らないだけなのです。とても勤勉で優秀で我慢強くてタクマシイという事を。これさえ備えていれば本当は何でも自分で出来ます。
ですから、自立する思考を持つことが大切だと思うのです。
そして、ここが変わらなければ、人は、社会は決して変わらないと思っています。
けれど、女性の思考が自立へと向かう時、社会は必ず変わります。
社会は変わらざるを得なくなるのです。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
※スタエフでもお話ししています。
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