デンマーク~オランダへ。ちゃわんさんの遊学についてお尋ねしました
昨夜、ちゃわんさんとお喋りした。
ちゃわんさんはnoterさんで、今年の1月から欧州へ行かれている。もう少し早くお声が聴きたかったけれど、気づいたらもう半年が過ぎていた。
慌ててご連絡させていただき、昨夜スタエフにおいでいただいたのだった。
お元気そうだった。
今は半年のデンマーク生活を終えられて、オランダのアムステルダムで新しい生活をスタートされている。英語の語学学校にかよわれているそうだ。
ちょっと大げさだけれど、ちゃわんさんは日本を脱出されたのだ。
行くぞ、行くぞ~~といわれていて、ホントかな?と思っていたら、本当にデンマークへ行かれた。そりゃわかってはいたのだけれど、それでも、あ!本気だったんだと思わずにいられなかった。
なぜって、行先がデンマークだったから。え?デンマーク?とわたしの小さなアンテナが地図を捜しはじめた。なぜにデンマーク?と。しかも彼女はフォルケフォイスコーレの寮にはいられたのだ。
「なんですか?そのフォルケフォイスコーレとは?」
と尋ねたほどだ。なにしろ初めて聞く単語だった。
ところが、わたしはそのフォルケフォイスコーレが気に入った。なんといっても成績表がない。人が生きるために必要と思われるような内容の授業を好きに選ぶ学校だという。
しかも、帰ったとて泊の付かない学び舎だ。そこを選ばれたことがなんとも素敵だ。そんな贅沢な時間、大忙しの中を泳ぐ現代人にはなかなかチョイスできない。
実は、わたしは人間の中で最も大切に育てるべきは心だと思っている。資格や学歴や経歴や財産なんて実にあてにならない。心さえ健康でうきうきとした状態でいられたなら、たとえどんなに皆から遅れてしまっても、グングン追いつけるし、前にいる人などひょいとひとっ飛びで追い越せる。まあ、競争が好きならというたとえ話だけれど。
そう、人生は長いのだ。
沢山の経験をした人の心はどんどん自由になる。
沢山の学びをした人だってどんどん自由になると思っている。
なぜって、世の中にあるものが沢山見えるようになるから。
ちゃわんさんは、今はオランダで英語の勉強をされている。そして、オランダの方がいいと迷わず言われた。理由はオランダの方がデンマークより様々な国の人が暮らしているから。これが半年暮らした人の言葉だ。そこで暮らされたからこそ即座に違いが分かる。
日本も窮屈な国だといわれるけれど、きっと人間って、単一じゃない方が元気が出るし、ワクワクもするし、動きやすいのだろう。
それから、話していくうちに、ちゃわんさんの変化にも気づいた。以前より少しフランクな印象を受けた。日本で働いてチャレンジして成果を上げる以上に、もしかしたらこの半年でより多くの経験をされたのだろう。
そして、時々財産って何だろうと思うこともある。
ずっと同じ生活を地道にしていくと、きっと信用という財産を得ることが出来るだろう。けれど、ちゃわんさんのように自ら身につけてきた大切なものを置いて飛び出すと今までとは違う財産を得る。それは、5年、10年、15年、30年後にわかるだろう。
自分で自分の殻を破ることは、できそうでなかなかできない。そして、たとえちゃわんさんが帰国されて、また同じ会社で同じ仕事をされたとしても、もう以前とは全く違う道をちゃわんさんは歩きはじめることになるのだと思う。
人は、経験しなかった以前には決して戻れないのだから。
8月以降、数か国を観光して帰国されるのだそうだ。
どうぞ、これからの数か月、安全で健康で、そして楽しく過ごされてください。ちゃわんさん、お話しできて嬉しかったです。ありがとうございました。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
※スタエフでもお話ししています。
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