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政治のことよくわからないから国会議員に会ってきた〜その5〜

1.はじめに

こんにちは、食欲の秋を堪能中のUmiです!
今回は今旬のお野菜をお伝えしま、、、

じゃなかった、

引き続き、
国会議員に会ってきたシリーズの5つ目です!

本記事からご覧の方のために、
このシリーズを簡潔にいうと、
一般ピープルのUmiが
2022年6月に
現役国会議員(岡本衆議院議員)に会ってきて
いろいろ質問したよという話です。

たくさん質問したため、
1本の記事だと長くなりまとまりきらず、
シリーズ化して7本の執筆をすることにしました。

私が気になっていたことを解決するために
議員に会いに行ったので、
もし気になるトピックがあれば、
是非一般人と国会議員の会話を
のぞいてみてください。

ちなみに、
その1〜その4まではこちらです↓↓

〜その1〜

●その1の内容:
①選択的夫婦別姓(氏)制度
②結婚の平等
③難民支援の格差

〜その2〜

●その2の内容:
①出産、子育てへの取り組み
②子育てに関する手当て格差について
③ひとり親世帯への取り組み

〜その3〜

●その3の内容:
①保守性
②選挙候補者(党)のマニフェスト
③年金について

〜その4〜

●その4の内容
①日本はアメリカの言いなり?
②不平等条約(日米地位協定)における政府の対応は?
③私たちができる外交はあるか

それでは、シリーズ5本目いきまっしょう!!
今回は眠る国会議員と国会議員のお給料(歳費)についてです!

2.私の質問と岡本さんの見解&今後の展望

■眠る国会議員の歳費■

国会議員のお給料についての質問を3つさせていただきました。
※以下対話形式。「U」=私、「岡」=岡本さん。
文章化するにあたって口述表現を少し変更しています。

①国会で眠っている議員について
②歳費の妥当性
③領収書添付義務なく使えるお金の使途
④今後の歳費について

①国会で眠っている議員について

U:TwitterやYouTubeなどで
  国会議員が会議の最中にも関わらず、
  眠りこけている映像や写真を見かけたことが
  あるのだが、
  岡本さん的にこういう方々をどう思うか。

岡:クビにすべき。
  大変緊張感がない。
  見かけたらツイートでもなんでも
  すべきと思う。

U:そうします。

②歳費の妥当性

U:眠る国会議員のお給料(歳費)について
  調べたら2000万円前後ということが
  分かった。これほど必要なものなのか。

岡:国会議員は様々な課題を同時に検討し
  解決していくために、
  秘書を雇う。
  その点を考慮すると必要であると思う。
  日本の国会議員は、
  国から給料が支払われる秘書(公設秘書)を
  議員一人当たり3名まで置くことができる。  
  しかし、実際、3名の公設秘書だけで、
  様々な課題を同時に検討し
  法律にしていくための業務や、
  様々な業務を行っていくのは不可能で、
  通常、公設秘書以外に、
  (人数はそれぞれの議員によって違うが)
  各議員が給料を払って秘書(私設秘書)を
  雇っている。
  ちなみに、アメリカでは、
  人口当たりの国会議員の人数が
  日本より圧倒的に少ないなどの
  違いはあるが、
  下院では約20名の公設秘書を
  雇うことができ、
  上院では約50名の公設秘書を
  雇っている人もいる。

※補記:
米国下院では、
公設秘書の人数の上限は計 22 人まで
(常勤 フルタイム 18 人、 その他 4 人)、
上院では人数の上限はない。
という、調査情報がありました。
参照元は下記です。
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11456945_po_1090.pdf?contentNo=1

U:そんな事情を全く知らなかった。
  報道でも
  あまり触れられてない部分に思う。

③領収書添付義務なく使えるお金の使途

U:秘書へ支払うお給料を
  国会議員が賄う必要があることは
  理解した。
  しかし、
  その歳費とは別に、
  領収書を添付する義務がない
  『文書通信交通滞在費』があると知った。
  月額で100万も領収書なしに
  自由に使えるお金があるように
  国民には見えてしまうが
  どうしてこんな制度になっているのか。
  正直、領収書がないと
  『文書交通費』という名目を隠れ蓑に
  なんでもできてしまう印象を受ける。
  私は高級レストラン、老舗旅館でも、
  政治に必要なら行けばいいし、
  税金も使えばいいと思う。
  でも、公開できないのは、
  使途を曖昧にしたい
  やましい気持ちがあるのだろうと
  勘繰ってしまう。
  私のように
  会社勤めをしていたら、
  出張の旅費や交通費は実費精算、
  領収書添付は当たり前。
  国会議員も同じように、
  必要な分を精算するという形で
  よいのではないか。

岡:現在その文通費については、
  日割り支給となった。
  だが、使途範囲の明確化と公開、
  未使用分の国庫返納などがまだ
  課題となっている。
  この使途の明確化に関して言えば、
  ボトルネックは自民党。
  今後も議論を重ねる中で、
  過半数を占める自民党議員の納得を
  得ていく必要があると思っている。

U:日割りになったことを知らなかった。
  使途の明確化については
  早期に実現してほしいと思う。

※補記:
文通費については、四月の法改正で日割り支給が実現し、名称と目的が文通費から『調査研究広報滞在費 』  になったそうです。関連記事は最後のところに載せました。

3.さいごに

文通費については、
あとから調べたところ、
東京新聞がこのような記事を出していました。

また、
今回お話を伺った岡本議員の所属政党
『公明党』のネットニュースによると、
歳費の日割り支給は、
公明党が2010年に重点政策として盛り込み
ようやく実現したたいう経緯があるようです。

しかし、文通費の使途公開については、
実現ならず。
まだ、議論を重ねる必要があるそうです。

全くの私見ですけど、
使途公開について先送りするって、
99.9パー
ですよね。
すぐ公開できない何かがあるから
時間稼ぎしてるっていう
シナリオしか見えない。

皆さんはどう思いますか?

あと、もう一点忘れちゃいけないのは、
そういう議員を選んでいるのは
国民一人一人ということですね。

私もその一人という自覚をもって
自分の税金を
誰ならコスパ良く使ってくれるのか、
透明性のある政治を実現してくれるのか
よく吟味していく必要があるなと
改めて思いました!

以上、
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました!

次回シリーズ6回目は、
物価上昇について書いていきます!

それでは、また!

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