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41歳生き方迷子、占いに惑わされる

どうも、うみです。
そういえば先月で41歳を迎えました。
会社員だったら管理職を担っていてもおかしくない年齢ですが、わたしは今契約社員&ノー肩書です。
5年後10年後、いやそもそも来年すらどう生きているのやら。
理想はありつつも、現実はそう理想にはすぐ追いつきません。
地道にコツコツと。
これをモットー生きていきます。

さて。生き方迷子になった大きな原因の一つ、「占い」。
気になることがあるとき、選択肢から選択できないとき、どうしたらいいかわからないとき、答えは決まっているけど背中を押してほしいとき。
そんな状況で、なおかつここ一番のとき、「占いをしてもらう」という手段を取ることがあります。
これまでの占いの中で2回だけ、なんだかすごく落ち込んでしまった占いがありました。

「接客はダメ、待ちの業務はやめた方がいい、共同経営は絶対ダメ」

落ち込んだうちの1つの占いは、名前と生年月日から見るものでした。お寺の住職さんで、透視ができるとか。

わたしはこれまで人と折衝する仕事が多く、まず「接客はダメ」というワードに違和感が。
よくよく聞いてみると、「商談など仕事以外の雑談が面倒で、できない。商品の説明をするのはピカイチなんだけど」と、痛いところをつかれたり褒められたりが一瞬で発生し、戸惑いました。
商談って雑談も含んでの仕事だろう。お店や営業は向かないのかな?と思いました。

2点目の「待ちの業務」とは、いわゆる「お店を構えての仕事」のことだそう。
お客さんが来店することで商売が成立する仕事ということですね。
その時まさに、待ちの業態での仕事を考えていたので、選択肢から外した方がいいのだろうかと悩みます。

3点目の「共同経営」は、「自分が1番でなくても別に構わない人間だから」ということでした。
詳しくは聞かなかったので、もう一人経営者がいるとその人のやり方・カラーに染まってしまうということなのかな?という自己解釈に留めます。

この占いから数か月後、もう一つ心に残った占いがあります。

「裏切り・利用される・関わらなければ良かったという意味のカードが出ている」

これは事務の社員からフリーランスに転身した友人が、事業の一つでタロットカードによる占いを始めたということで、占ってもらった結果です。

当時わたしには趣味を通じて知り合った人がいました。
その人が働いている業界には前から興味があり、いつかその業界で働いてみたいと思っていました。
その人と会うたび、それぞれの仕事や人生観などを話す中で、「もう少ししたら空きそうなポストがあるが、一緒に働く気はないか?」とお声がけをいただきます。
とてもありがたい話だったのですが、わたしもそのとき、まだ退職できない仕事があったので、良いお返事を返せませんでした。

フリーランスに転身した友人とご飯に行きがてら近況を伝えた際に、その話もしました。
そして占ってくれたのですが、「裏切り・利用される・関わらなければ良かったという意味のカードが出ている」という結果を聞き、愕然とします。

うーん。
お声がけしてくれた方は、たしかに「我が道を行く。自分は絶対」という強さを持った人ではあったので、合わない部分もあるのかなあと思いつつ、もう少し話を詳しく聞いてみた方がいいのだろうかと不安になります。

アドバイスの無い占いに気を取られない

これら2つの占い。
「前向きにとらえられなかった」という印象が強く残りました。

結果を検討材料として自分で将来を考えていくはずが、「進まない方が良い道」を聞いたことで自分の中のブレーキ材料がただただ増えてしまいました。

こう言ってしまうと元も子も無く、占いをされている方にも申し訳ないですが、占い結果には根拠がありません
過去のこの経験からこういう考え・行動に繋がっているとか、性格の特徴からこういう場合は気を付けなければならないとか、背景や根拠があって結果につながるのかなと思います。

…と、偉そうに述べているわたしですが、明るい未来が見えなかったことに対し文句を言って正当化しているような気もしています!
ただただ、嘘でもいいから「大丈夫だよ」的な言葉が欲しかったんだと思います。

この2回の占いで、ただただ自分の可能性を自ら閉ざしてしまう結果となりましたが、なんでも「捉え方次第」だよなと思います。

それから、対策や考え方をアドバイスしてもらえる占いであれば、今後の行動に活かせるのでありがたいなと思います。

占いは信じない・見ない
応援されているような気持になる占いだけチェックする
(私は「しいたけ」さんには励まされます)

など、心を蝕まれない程度に占いは活用していこうと思った出来事でした。
占いに頼るのではなく、周りの人に話を聞いてもらったりしながら自分で決断していくのが、一番後悔も無く責任もって生きていけるなと感じます。

そして言葉の力の大きさを改めて感じました。
相手にどんな影響を与えるのか。声として解き放つ前に一度考えてから、言葉は口にしたいなと思います。

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