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スイスのボーディングスクールについて、保護者目線で記載します。日本語での当事者目線の情…

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スイスのボーディングスクールについて、保護者目線で記載します。日本語での当事者目線の情報がとても少ないので、スイス留学を検討している方や留学中の方のご参考に多少でも成れれば幸いです。あくまでも個人の感想ですので、正確な情報は各機関へご確認いただけます様宜しくお願いします。

最近の記事

毎朝瞑想するの?エイグロニアンのメディテーションの日常

Aiglonの精神に「Mind(心)、Body(身体)、Spirit(魂)のバランス」というものがあります。 その精神が反映された特徴的な習慣が「瞑想」です。 ほぼ毎日、体育館に集まってみんなで瞑想をしている様です。 「エイグロンの瞑想って一体なんなの??」という疑問に答える動画を 公式動画で説明をしてくださっています。 充実した学園生活、活動が多いので、内省する時間も大切にしている、とのことです。今でこそ、メディテーションの有効性のエビデンスがたくさん出ていて、ビジネ

    • Aiglonでの日本語教育について

      今回は、Aiglon Colege(エイグロンカレッジ)における、日本語教育について書いていきたいと思います。 最初にお断りしておくと、私は全てを把握しているわけではありませんので、あくまで私の知っている範囲で。 まず、Aiglonには日本語の先生が2人も居ます。常駐の日本語の先生がいらっしゃるのは、ル・ロゼとエイグロンだけと聞きましたので、やはり双璧と呼ばれる2校は母語サポートが手厚のだなと感心いたしました。 スイスのインターナショナルスクールの多くは、ダイバシティー

      • 2023年度のAiglon College学業成績について

        今日は、Aiglon College(エイグロン・カレッジ)の学業成績について書いてみようと思います。 AiglonはIBスクールなので、高校の最後の年のファイナルテストを経て、最終的に一人一人が、IBのスコアを手にします。IBスコアは満点が45点です。 2023年度の成績として学校が発表していた数字を記載しますね。 45満点中、Aiglonの平均スコアが35点。(世界平均30.2点) IBデプロマコースを受けた80人全員がIBデプロマを取得。 100%が合格 85%が

        • エイグロンにある、ハリーポッターみたいな個性的な寄宿舎

          Aiglon College(エイグロンカレッジ)は、イギリス式のボーディングスクールスタイルを取り入れているので、ハウスと呼ばれる寄宿舎が複数棟存在します。 わかりやすく説明すると、ハリーポッターの寮みたいな感じです。ポッターの住むグリフィンドール寮、マルフォイの住むスリザリン寮といった形で、それぞれ個性と歴史がある寮があります。 エイグロンには、シニアボーイズ寮か4つ、シニアガールズ寮か4つ、ジュニアの男女それぞれに一つずつ寮があります。 ジュニアはY4-Y8(小4

        毎朝瞑想するの?エイグロニアンのメディテーションの日常

          AIGLON College (エイグロンカレッジ)という個性的で卓越的なスイスの寄宿学校

          先の記事でもお話ししましたが、スイスには本当に素晴らしいインターナショナルボーディングスクール(寄宿学校)が沢山あります。 それぞれに設立した背景や哲学と歴史があり、世界中の生徒を惹きつける魅力的なカリキュラムや文化があります。 その中で、我が家はAIGLN Collegeを選びました。勢い余って偉そうな言い方で失礼しました。正確にはエイグロンに選んでいただきました。ありがとうございます。 エイグロンカレッジは、2024年で設立75周年を迎える小4から高3までのインター

          AIGLON College (エイグロンカレッジ)という個性的で卓越的なスイスの寄宿学校

          なぜスイス留学を選んだのか?

          子育てをしながら、子どもたちが社会に出て活躍する時代について思いを馳せていました。 グローバル化の波は止まらないだろうし、日本の人口減少も当面止まらないのは人口ピラミッドを見れば一目瞭然。 日本に居ても、世界と渡り歩ける様に 望めば世界のどこにでも、アクセスできるように 英語力を身につけるだけでなく、 世界を知り、さまざまな文化圏の人たちとコミュニケーションが取れる様に インターナショナルな環境で育てたいな。 いつかは留学させてあげたいなと、漠然と。 ある時、友人から

          なぜスイス留学を選んだのか?

          noteをはじめる理由

          はじめまして!アクセスしていただきましてありがとうございます。 わたしは、数年前からスイスのボーディングスクール(寄宿学校)に留学している子どもの母親です。子どもたちは10代です。 子どもの人格形成にとって大切な時期に日本から遠く離れたスイスへ子ども達を送り出すのはとても勇気のいる事でした。しかし、今では良い選択が親子でできたと思っています。 当時、特に日本語での当事者目線の情報が極めて少なく、不安と不安からくる妄想でメンタルがパンクしそうでした。 いま、留学を検討さ

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