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雑感 2021/06/11

テレビニュースショーは面白い。

東京オリンピック開催が確実となってきたので次のネタ探しが始まった。

ワクチン接種した老人の暴走。
帰ってきた8割おじさんの感染再拡大論。
お得な飲食店の紹介。

最終手段の重箱の隅をつつくネタである菅首相がG7に旅立ったので「安心安全を守る」発言に突っ込むことすらできない。

新型コロナ関連で報道すべきことは沢山あるはずなんですが。

*大半の医療従事者がワクチン接種を終了しているのに、感染者の受け入れが増えないのはなぜなのか。
*ワクチン接種が速い所と遅い所の格差は何故生まれるのか。
*PCR検査数が増えない原因はどこにあるのか。
*そもそも指定感染症2類相当にしておくことに妥当性があるのか?

国の施策として、重症者数、死亡者数を減らすために65才以上を優先ワクチン接種している訳だから、7月末には指定感染症2類相当を解除する判断があってもおかしくない。
それでなくても、現状、国が実施する施策では国民を制御できなくなって来ている状況からみても、大きな方針転換をしてもかまわないのではないか。

緊急事態宣言下であっても、深夜飲みたい人は飲みに行くし、野球やサッカーを観戦したい人は行くし、映画も観劇も行っちゃいます。
こういう人はみんな自己責任で行動しているのです。

半面、大多数の国民は家の中から出ずに、食料品を買う時でさえ人の少ない時間を選んで出かけている。

国民の不公平感は、国の施策を破る者が市中で3密になって、他人に感染させて、新型コロナの蔓延を増長させて、重症化したら限りのあるベットを無償で占有していることに始まる。
こんな無茶苦茶なことができるのは、指定感染症2類相当として入院費用が無料だからである。
逆に言うと、入院無料だから酒飲んで大声出して無茶ができる。

ここはもう、指定感染症2類相当を外しましょう。
そうすれば、勇気ある国会議員の誰かが「ここからは入院は有償化ですよ。」と囁くだけでいい。
そうすれば一発で夜間人流も止まるし、自然とワクチン接種も加速されます。

いま必要なのは、西浦教授の恐怖の世紀末発言よりも、善良な国民の為になる発言だと思います。


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