2024/01/03 災害・防災システムの脆弱性

1月1日 元旦に巨大地震が発生しました。
地震直後に津波警報が発令されましたが、肝心の潮位がある時刻から動かなくなってしまって、不明な地点がありました。
さらに、深夜になって、震度7がご報告される事態がありました。。。

潮位を計る潮位計は港のどこかにに設置されています。
その地点は地震で損壊したり、津波で消失してしまう事が予想されるものです。
そうであるならば、災害・防災システムとしては潮位計の生存が分かるようにしておかなければならないものです。
しかしながら、気象庁の記者会見では「不明」。
データが信用できるものなのか、信用できないのかさえ分からないという話です。。。

テレビなどで、震度7が誤報された時は全国各地の震度情報が表示されていましたから、気象庁の震度情報ネットワークが発出したものです。
状況から推察すると、本当に記録された各地の震度が表示されているのではなく、おそらく最大震度を観測した際の震度情報が何らかの原因で再送されたのでしょう。。。

災害・防災システムは、その情報で避難の判断をする為にも使われるのでもうちょっと正確性が必要です。
災害・防災の専門家などは「多少の情報のブレがあっても、緊張感をもって対応して欲しい」と言いますが、なんとも被害を受けている人、避難を受けている人を無視した発言をしています。

気象庁の地震計等のシステム自体、たったの数億円の物なので文句は言えません。
しかし、一旦地震が起こってしまえば、こんな脆弱なシステムに頼らざるを得ないので、もう少し何とかしてもらいたいものですね。。。


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