雑感 2022/01/09
電力
東京の大雪で色んな所で事故や立ち往生が発生したころが報道されていた。
あれだけ注意喚起されていたのに。。。
注意喚起ぐらいでは人の行動をコントロールできないことはこんなところにも表れている。
今シーズンは近年になく寒い冬の様だ。
日本の電力状況は大丈夫なのだろうか。。。
日本の電力は東日本大震災以降は従来と全く様変わりしている。
以前は、クリーンエネルギーの原子力発電をベースとした安定電源だった。
それが東日本大震災以降は原子力発電はほとんど停止し、ベース電力は火力発電になっている。
これは福島第一原子力発電所の事故以来、全国の原子力発電所の稼働基準が厳しくなった事による。
そして、対策を施して基準を満たした原子力発電所であっても周辺住民の同意などがないと稼働できなかったりで稼働できていない。
まあ、事故により周辺環境を死に至らせるような状況を発生させたことで、原子力発電のリスクが周知されてしまったという事が大きい。
この様に現在の日本人感覚では原子力発電を容認できそうにない。
一方で、環境問題やCOP、SDGs活動の高まりによりCO2排出量の多い火力発電をやめようという全世界的な潮流が起こっている。
この流れに乗って、ヨーロッパは今年になって、原子力発電に対してはグリーン投資であるとしてしまった。
現在の岸田政権はG7に右に倣えと言う国際協調推進派だ。
今後どのように CO2排出量を減らし、日本のベース電力を火力発電所から原子力発電所へ転換していくのかを見ていきたい。
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