2022/10/25 マイナンバーカードって、、、

保険証のマイナンバー化が言われています。

「何かメリットがあるのか?」みたいなことが言われていますが、何もメリットは無いです。
「今のままで良いのではないか?」とも言われていますが、保険証の電子化により偽造などの不正利用を減らす等の期待されています。
不正利用による損失額などは知りませんが、『無駄な』医療行為の方がはるかに膨大であることは既知の事実です。
ともあれ、保険証の電子化のメリット自体は大した事は無いと言えるでしょう。

では、何故マイナンバーカードを国民に持たせたいのか。。。

マイナンバーカードは、当初『裏面を他人に見せない事』としていました。
「取得しても家に仕舞っておいてください」とまでアナウンスされていました。

これは、番号(セキュリティ情報)を秘密にしなさいと言うメッセージだったのかと思います。
この裏面の取り扱い方がセンシティブなので『めんどくさいカード』という印象を与えてしまっているんだと思います。

一体この番号は何なんだろうという事なんです。
番号が漏れると本当に個人情報が流出するのだろうか?
まあ、番号と情報の関連性に関しては説明するとセキュリティ上の問題になるので説明できないんだろうが…
この番号だけでは個人情報が流出しないのであればそんなにセンシティブな扱いにする必要はないと思うんですが。。。
ちゃんとこの番号の取り扱いの説明をしないと安心して所持できないというのが国民の本音です。

番号が書いてあるカードは沢山ありますが『番号を秘密にするカード』は有りません。
例えば、運転免許証でも番号は一人一人に振り当てられていますが、カードの表面に記載されており秘密にはされていません。
何が違うのでしょうか?

もしかするとマイナンバーカードに記載されている番号は個人情報の元台帳の『マイナンバー』がそのまま記載されているのではないか???
それなら確かに秘密にしないといけませんね。

企業は社員の源泉徴収の為に社員の『マイナンバー』を収集していますが、この管理については国の指針に基づいて厳重に保管されることとなっています。

こういったことから『マイナンバー』が住民基本台帳番号なので個人情報漏洩に直結するという事の様だ。

何故、そんな重要な番号をカードに記載して配布するのか?
「全く理解できません」

セキュリティの専門家ではなくともカードに記載する番号は単純に元台帳番号に辿り着かない番号であるべきです。

マイナンバーカードの番号はすでに発行してしまっているので、早急に元台帳の番号を変えるなどの対策が必要となるでしょう。

しかし、一般的に元台帳の番号を変えるのは至難の業です。
国の場合、地方自治体に権限移譲している都合上、全システムの変更には膨大な時間とお金が掛かるでしょう。

それもこれも一番初めにマイナンバーカードに何を記載するのかを決めた人、組織のセキュリティ概念の無さが原因です。

保険証のマイナンバー化はそういった背景を知らない、分からない、無視した人たちによる業務推進なので、今後、セキュリティ漏洩問題が爆発するのは間違いないでしょう。


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