雑感 2022/01/11

工業会に不正や事故が増えた

新型コロナが起ころうが生産活動には変化が無い日本ですが、最近はその歪が出てきたのか、工事現場や工場で人身事故や火災が発生したりすることが多くなってきました。

原因の一因には現場作業者のスキル問題があるかもしれません。
例えば、基本に忠実な海外実習生が作業していたのに、入国出来なくなってスキル不足の日本人が作業してるとか。。。
本末転倒な話です。。。

大企業の不祥事も相変わらず多いです。
東芝の大規模業績改ざん事件は東芝企業体の分割で決着したようですが、本来は倒産させるべき企業体となっていました。
まあ、大企業を倒産させると社会問題化しますし、東芝の場合は福品第一原子力発電所の対応がありますから無くせない事情がありました。

みずほ銀行のシステム問題も治りそうにありません。
大本は政府指導の銀行合併による弊害なんでしょうが、当時、丁度同じぐらいの三行の綱引き状態のまま合併したがために発生している問題で全くの顧客無視、企業本位の塊なんでしょう。
20年、30年後の未来を見ることが出来なかった企業の成れの果てなんでしょう。

最後は、三菱電機です。
先の大河ドラマでも登場した豪商がルーツの電機グループなんですが、そもそもその末裔の自動車会社で様々な不正が行われ、改善できぬままに日産に引き受けて貰ったという経験を生かすことも出来ないまま、第二母体ともいえる三菱電機でも不正に次ぐ不正を繰り返していたという件です。

鯖ざまな日本の中枢の機器、システムを生産している会社での不正なので、簡単に大事にできないという事情があったにしろ対応が悪すぎました。
こちらは大母体に三菱重工と言うザ日本みたいな企業が控えているので、監督官庁も下手に動けないという事情があります。

明治、大正、昭和を駆け上った大企業体の衰退が令和時代のターニングポイントになるかもしれません。

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