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B.LEAGUEの新構想_B.革新について超簡単に説明します(難しい話は一切無し)

どうも

XXUXです。

僕は現在B.LEAGUEという日本のプロバスケットボールリーグにハマっております。きっかけは去年日本・インドネシア・フィリピンの3ヵ国で開催されたW杯の影響です。日本代表はこれまで一度も勝てなかった欧州勢から大金星を挙げ、その後更に2勝してW杯では歴代最多の勝利数を挙げたことに加えて、自力でパリ五輪への出場権を手にして、日本中が大いに盛り上がりました。

僕自身は元々バスケは大好きでSLAM DUNK黒子のバスケの影響で高校バスケは昔からよく観ていましたが、プロリーグはあまり興味ありませんでした。そもそも”プロリーグいつの間にできたの?”という印象しかありませんでした笑。そしてW杯を観たことで家族揃ってハマり、プロリーグであるBリーグも今では毎週チェックするようになりました。正直自分がサッカー以外のスポーツでここまでハマるのは初めてです。そして去年B3リーグに所属する金沢武士団という地元のバスケチームの試合を観に行きました。初のバスケ観戦でしたが想像以上に面白かったです。

ということで!今日はB.LEAGUEで2026年から始まる”B.革新”について説明したいと思います。と言っても正直僕もまだハマり始めて日が浅いにわかファンなので、そんな素人が好き勝手語る内容だと思ってください。


B.LEAGUEについて

このBリーグは2016年に開幕して、現在のリーグ構成は
B1B2B3

という3つのリーグに分かれた3部構成となっております。

ただし、ここで注意しておきたいのが、

B1,B2とB3で運営している団体が異なります。

B1,B2は公益財団法人
B3は一般社団法人

となるため、見た目は同じでも中身ではB1,B2とB3は別物扱いとなっております。ちなみにだからと言ってB3は面白くないと思ったらそれは大間違いです。僕はB3TVというコンテンツに登録していて地元 金沢武士団以外のチームの試合も観ますが、中にはB1レベルの選手も所属しており、それなりに見応えがあります。

そして、ファンの方はご存じだと思いますが、現在のBリーグのリーグ構成が2026年から変わります。それこそが”B.革新”です。後ほど説明します。

所属チームの紹介(23-24シーズン時点)

B1(24チーム)

レバンガ北海道
仙台89ERS
秋田ノーザンハピネッツ
茨城ロボッツ
宇都宮ブレックス
群馬クレインサンダーズ
千葉ジェッツ
アルバルク東京
サンロッカーズ渋谷
川崎ブレイブサンダース
横浜ビー・コルセアーズ
富山グラウジーズ
信州ブレイブウォリアーズ
三遠ネオフェニックス
シーホース三河
ファイティングイーグルス名古屋
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
京都ハンナリーズ
大阪エヴェッサ
島根スサノオマジック
広島ドラゴンフライズ
佐賀バルーナーズ
長崎ヴェルカ
琉球ゴールデンキングス

B2(14チーム)

青森ワッツ
岩手ビッグブルズ
パスラボ山形ワイヴァンズ
福島ファイヤーボンズ
越谷アルファーズ
アルティーリ千葉
新潟アルビレックスBB
ベルテックス静岡
滋賀レイクスターズ
神戸ストークス
バンビシャス奈良
愛媛オレンジバイキングス
ライジングゼファー福岡
熊本ヴォルターズ

B3(18チーム)

さいたまブロンコス
東京ユナイテッドBC
しながわシティ
アースフレンズ東京Z
立川ダイス
東京八王子ビートレインズ
横浜エクセレンス
湘南ユナイテッドBC
金沢武士団
福井ブローウィンズ
岐阜スゥープス
豊田合成スコーピオンズ(※23-24シーズン限りでリーグ退会予定)
ヴィアティン三重
トライフープ岡山
山口パッツファイブ
徳島ガンバロウズ
香川ファイブアローズ
鹿児島レブナイズ

B.革新について

お待たせしました。前置きがだいぶ長かったですね笑。皆さんにも先ずBリーグについて知ってもらいたいと思ってまとめました。ではここからは本題である”B.革新”について書いていきます。でもその前に、!!現在のBリーグの仕組みについて簡単に説明してから行きます。何度も引っ張ってすみません。でもこれを説明してから行く方が多分理解しやすいと思います。

現在のBリーグの仕組み

B1,B2,B3それぞれのリーグに所属するチーム同士でリーグ戦を行います。

B1は全24クラブで東地区,中地区,西地区の3つの地区(各地区8チーム)に分かれて、24チームの総合順位で下位2チームはB2へ降格します。そして総合順位上位8チームはチャンピオンシップという年間王者決定戦に進出し、そこで優勝したチームがそのシーズンの年間チャンピオンとなります。

B2は全14チームで東地区,西地区の2つの地区(各地区7チーム)に分かれて、14チームの総合順位で下位2チームはB3へ降格します。そして総合順位上位8チームはプレーオフという年間王者決定戦に進出し、そこで決勝まで進んだ2チームはB1へ昇格します。

B3は全18チームで、こちらは上記とは違い地区で分かれていません。下位リーグなので降格もありません。総合順位上位8チームはプレーオフに進出し、そこで決勝まで進んだ2チームはB2へ昇格します。

そしてBリーグには厳しい条件があります。色々ありますが1つ挙げると、”3年連続で赤字になってはいけない”という条件があります。このような条件を満たせない場合は成績関係なく下位リーグに降格となり、最悪の場合Bリーグから退会させられます。

新Bリーグの仕組み

では大変長らくお待たせいたしました。ここからは本題である2026年から始まる”B.革新”について説明していきます。難しい話は一切しません!というか僕もわからない部分もあるのであくまで僕が説明できる範囲で書いていきます。

先ず現在のBリーグは上位チームが昇格して、下位チームは降格するという所謂昇降格制度を採用しています。サッカーのJリーグと同じですね。

で・す・が!!

Bリーグでは2026年からこの制度が無くなります!!!
つまり、極端に言うと”条件さえ満たせば毎年最下位でも降格しない”ということです。

その条件とは

新B1
クラブの年間売上が12億円
試合の平均入場者数が4000人
アリーナ基準が5000席
名称はB.LEAGUE PREMIER

新B2
クラブの年間売上が4億円
試合の平均入場者数が2400人
アリーナ基準が3000席
名称はB.LEAGUE ONE

新B3
クラブの年間売上が2億円
アリーナ基準が3000席
名称はB.LEAGUE NEXT
新B3は入場者数の条件は特にないそうですが、今のB3よりは条件が厳しくなっています。

成績での昇降格ではなく、上記の条件を満たしたチームは上のリーグに上がることができます。何なら最初はB.NEXTでも売上12億,平均入場者数4000人,アリーナ5000席になって、その後審査を通過すればB.NEXTからいきなりB.PREMIERへ飛び級することも可能です。

極端な言い方をすれば、

”クラブの経営が安定して資金がたんまりあるチームが上に行けるよ”

ってことです。でもBリーグのチェアマンを務める島田慎二氏が言うには、”必ずしもお金がたくさんあれば上に行けるわけではない”と言っておりますが、極端な言い方をすると上記の感じです。

そしてもう一つ大きな変更点が、現在のB1,B2とB3はそれぞれ別の団体が運営していますが、新Bリーグではこの3つのリーグを同じ団体で運営していくことになります。つまり、B3も完全にB.LEAGUEの仲間入りということになります。

ちなみに先程話した”3年連続で赤字になってはいけない”等の厳しい条件は継続されるとのことです。

2026年からの変更点をまとめると、

昇降格制度を廃止
②経営が安定していてお金のあるチームが昇格できる
③3つのリーグを同じ団体で運営

ここが大きく変わっているところですかね。
本当は他にも変更点や追加点があるんですが、とりあえず最低でもこの3つだけでも覚えておけば大丈夫だと思います。

一応HPも載せておきますのでもっと詳しく知りたいという方はご覧ください。

まとめ

最後に僕個人が思ったことを書こうと思います。あくまで僕個人が思ったことなので予めご了承ください。楽しみであることに変わりはありません。僕が普段観ているB3も晴れて正式にB.LEAGUEの仲間入りなんだと思うと今以上に楽しめそうです(もちろんB1,B2も観てますよ)

でも、1つ思うことがあります。

新Bリーグで生き残るためには経営と資金の安定が条件です。

”でも、それだとお金のない苦しいチームはどうなるの?”
ということです。

僕の地元の金沢武士団は元々経営難で最近では地震の影響もあり1月は全試合中止となりました。2月からリーグ戦への復帰が決まっておりようやく活動を再開できたばかりですが、まだまだ厳しい状況が続きそうです。

正直金沢以外にも”大丈夫なの?”って思うチームは他にもいます。敢えて名前は出しませんが、金沢以外のチームも決して他人事ではないと思います。

金沢は今非常に厳しいですが、少しでも勝ち星を挙げられるようまた頑張ってもらいたいです。また試合を観に行こうと思います。

ということで!今回はB.LEAGUEの新構想"B.革新"についての記事を書いてみました。去年のW杯以降Bリーグも、サッカーのJリーグやプロ野球に並ぶくらい注目されるようになってきました。皆さんも地元にバスケのプロクラブがあれば1度観に行ってみると良いと思います。

Bリーグは本当に面白いです。

では今日はここまでにします。

ありがとうございました!

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