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「葡萄姫」松田聖子の歌詞に浸る①

大好きな聖子ちゃんの、大好きな歌の歌詞を写経することで、松田聖子の歌の世界にトリップし、松本隆さんの歌詞を改めてかみしめてみようと思います。

「葡萄姫」

十月の絵の具が燃え上がる森へ
素肌にセーターがちくちく痛いの

あなたの手が触れた髪に青い静電気
神様のバチだわ 飛び上がって

低い葡萄の棚をくぐり抜けたら丘の上
ねえ見て 生まれた町がミニチュアみたい 綺麗
昔 葡萄の粒を口移しした想い出の場所
蒼ざめたくちびるでキスした、ね

同窓会のあと ワイン飲み過ぎて
手をひかれるままに 気がつけば二人

可愛い奥様に叱られるわ 離れてよ
あの光る硝子が学校なの?

低い葡萄の棚のその向こうには満月が
ねえ見て 真昼のような光のシャワー注ぐ
何か神秘な夢を見てるみたいな秘密めく場所
あの頃の幼さが愛しいの

低い葡萄の棚をくぐり抜けたら丘の上
ねえ見て 生まれた町がミニチュアみたい 綺麗
昔 葡萄の粒を口移しした想い出の場所
蒼ざめたくちびるでキスした、ね

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1999年10月27日発売
作詞:松本隆
作曲:M.Rie
編曲:岡本更輝
シングル「哀しみのボート」カップリング曲

歌詞の中で好きなところは
「あの頃の幼さが愛しいの」
そうこれは大人の歌なんです。
聖子ちゃんが自身でこの歌の解説をしていて、それを聞くと歌詞の世界が物語となってイメージできます。
こんなふうにストーリーを描いて歌ってくれるから、聖子ちゃんの歌は聴く人の胸をキュンとさせるんですね。


写経(しゃきょう)とは、仏教において経典を書写すること、またはその書写された経典のことを指す。写経は、印刷技術が発展していなかった時代には仏法を広めるためにされていた。その後、写経することに功徳があると言われるようになった。
また日本のIT業界でも、コンピュータープログラミングを学習する者の間で、教科書やWebサイトに掲載された手本のソースコードを、コピー・アンド・ペーストせず実際に手を動かしてキーボードで書き写すことによって深い理解を得ようとする学習方法が、この仏教の修行にちなみ「写経」と通称されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』