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いま私が思う事はこれに尽きます。

まず推しの母校について。
推しが高3の時に大バズりして推しのマーチングバンドは注目度が一気に高まり、それによってパレードに招待されたり、主に大学をマーチングバンドを追うビデオグラファーたちがこぞって撮影して、公立高校としては異例の注目を集めました。
その集大成が卒業間近に撮影し卒業後に放映となったAGTへの出演。
それだけ書くと最高に思えますが、AGTはコロナ禍の影響で無観客。
さらには通常行われるはずの卒業のイベントも中止、卒業式も簡略化されたものだったようです。

推しの個人的なタイミングの悪さはあるものの、2年生の終わりにはNYCのパレードに参加したりと、トータル的にはラッキーな高校生活だったと思います。

推しの卒業後1年はまだ余韻でなんとかなったものの、決定打はそれまで10年指導してきた陣営がごっそり近くの大学に移籍。
その後、考えられないくらいの衰退の道を歩みます。
過去獲得したバンドコンテスト等のトロフィーは一気に破棄されたそうです。
当時の校長?もっと上?の方針として、部活動に注力しない選択がされたみたいです。
それはもう見るも無残な衰退っぷり。
卒業生等がなんとか指導にあたっていたようですが、その方針はブレブレで、見てられなかった…😭

去年、指導陣が劇的に復帰。
そこからは「伝説を再び」というキャッチフレーズでどんどん巻き返し、今シーズンは推しも指導陣営に加わり、とても魅力的なパフォーマンスを見せています。

ビデオやSNS投稿のコメントは復活を喜ぶ声ばかりですが、私はその不遇の時期を過ごした生徒たちに想いを向けてしまいます。
高校生活の大半をその不遇の時期だった子もいます。

2024シーズンのドラムメジャーは、推しがインストラクターとして指導に当たっているので、大学生顔負けのパフォーマンスです。

ただ、評判がものを言う世界みたいなので、素晴らしいパフォーマンスが即座に認知される事は無さそうなんだよなぁ~
この状態を数シーズン維持して初めて周知される…。
そんな環境のようです。

推し自身もまた然り。
どん底の状態だった大学のマーチングバンドに加入。
コロナ禍で試合も休止して、モチベーションを保つのが大変だった事でしょう…
2017年~2019年頃の評判が本当に悪く、何をしてもディスられるような環境の中、毎年少しずつ「あれ?なんか良いぞ?」みたいな空気をコツコツと積み重ね、2024シーズンにようやく「素晴らしいバンド」と認知されました。

ただ、そこに推しの姿は無い…😭
今急に素晴らしいんじゃなくてそれまでの数年の努力の賜物なのよ!

高校も大学も数年の在学期間で、その谷間にタイミングが合ってしまった子、最高のタイミングで在学できた子、本当に明暗が分かれ過ぎます。
それもまた人生という事なのでしょうか…

推しは大学である意味不遇な時期を過ごしたので、幸せの絶頂は将来訪れると信じています。

私は未練がましく、未だに今シーズンのビデオを見ては「ここに推しが居たら…」と考えてしまいますが、私が推し(自分以外)を通して不遇とか理不尽さを感じる事もまた、これを自身の人生にどう活かすかなんでしょうね。

推し活って深い…✨



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