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【不自由な身体を持つこと】世の中は右手社会
右手が使えなくなってよく思うのが、日本の社会は「右手社会」だということ。
ドア一つとっても、右手で開けることがスムーズなドアが多い。
駅の自動改札にしても、左手で切符や定期、Suica等を通すことは容易ではない。
左手で自動改札を通ることがどれだけ不自由なのかを、一度試せばよく理解ができる。
車のアクセルも右足がデフォ。カメラもシャッター部分も右。今はスマホや360度カメラがあるから多少解消はされているが、一眼レフ等のカメラは扱えない。
コンピューターのマウスも右手専用がデフォ。
ユニバーサルデザインが多くなったと言うが、まだまだ左手一本で生活することは不自由だ。
片手でゲーマーは辛い
私はゲーマーだったりもするが、これもまた工夫が必要となる。
PS4などのコンシューマーゲーム機器は、両手が必要だから当然使えない。
PC対応のオンラインゲームだけは扱えるが、これまたマウス一辺倒でプレイしている。それでも、右手専用のゲーミングマウスが主流で、左手用のデバイスはあっても、ジョイスティックがあってもマウスのように自由に360度の方向転換が難しいと体感したから、普通のゲーミングマウスとキーボードで対応中。(Razerの最新デバイスなら使える。。。かも?試すかね。)
これが私の愛用マウスで、2台目か3台目になる。
これも試した。けれど、ボタンがサイドについていることから、PvP主体のFPSには私は使いこなせなかった。
モンハンワールドを手に入れた2018年夏、「ボタンが足りない」となってからは、フットペダル3ボタンセットも導入。
まあ、うん、ちょっと反応が遅いから狩りに行って叩きのめされることシバシバ。でも、だんだん上手くなり、それなりに強くなっていった頃から、オンゲ仲間と楽しめるようになっていった。
が、大型DLCであるモンハンワールド:アイスボーンの改悪でキーバインドを滅茶苦茶にされた+クラッチクローという狩人が四苦八苦している機能の搭載で、マウス、フットスイッチの数が足らなくなりチュートリアルの段階で止めた。
モンハンのプレイ時間1000時間が無駄になった。
やぁ。。。片手でもそれなりに強くなれて、楽しい時間が過ごせるということは良かったけれど、結局は片手では限界があるということだなと実感した。
PvPなんて特に大変で、私の事情を知らないチームの面々に虹六(Rainbow Six Siege)に放り込まれて速攻ダウン。PUBGなんて絶対いやーーー!と逃げ回る状態。やっとDestiny2でマイペースにPvPをプレイできるようにはなったけれど、もう満腹、飽きた。
今はボッチでシュミレーションゲームをしている。その方が気楽だ。。。
まとめ
ゲームの話を出してみたが、身の回りにあるものは大抵右利きが有利なモノ。
特に社会復帰をして日常生活に溶け込んでいる私は、その慣例に従わなければならなかった。
でも、ダイバーシティーやインクルージョンが声高らかに叫ばれている昨今、もう少し片手、特に左手だけで生活している人にもスポットライトを当てて欲しいと願うのは贅沢なのだろうか。
左手マウスを作るラインは高額だから作らない。。。
確かに採算が合わないからRazerも2013年ぐらいまでは生産していた左手専用マウスのラインを止めたが、日本だけでなく、世界中に私のように右手を失った人がたくさんいる。
☝このシリーズの左手用、今は買えない。
細かいことなのかもしれないが、人間はどこか1つでも機能を失えば不自由な生活を強いられると頭の隅に置いておいて欲しい。
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