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私の過去:闘病生活とその中での気付き

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大病をしたころから現時点までのことを、ツラツラと書き起こしています。書き出すことで、今まで受け入れられなかった部分が受け入れられるかも…といった気持ちで書いています。
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#障害

【不自由な身体を持つこと】19.歩くようになって装具を付けた

装具って知っていますか? 例えばスポーツで膝のじん帯を切ったり、アキレス腱を断裂したりする大けが等を負った場合、歩行をサポートするための器具です。 当然私のような病気になった人にも装具を付けて歩き、日常生活に戻れるよう訓練をしていきます。 多くの人は、上記のサイトにあるような大型の装具を付けています。また、装具に関しては上記サイトが詳しいので良ければお読みください。 私も作りました。でも、膝下までの長さではなく、足首までの、丁度足首のサポーター程度の長さのゴム製でした

18.障害者手帳を取得すること

病院のソーシャルワーカーから度々提案されていたこと。 「障害者手帳を取得した方が良い。」 病気になるまでの自分の印象が強くて、私自身は頭の中は「健常者」と思いこんでいました。 でも、世の中的には私は「障害者」なのですよ。 手帳を取るともれなく様々な恩恵が受けられます。 でも、障害者という烙印を背負うということ。 私の身体は徐々に機能回復傾向にはあるけれど、100%元の身体には戻りません。だから、この先の長い人生のことを考えれば手帳と取って、日本の福祉のお世話になる

8.リハビリ病院へ転院の日がやって来た

4月に入り、脳損傷のリハビリを専門に扱っている病院へ転院する日が来ました。その業界では有名な病院で、そんな病院が近くにあったということは私にとって幸いでした。 こんなにリハビリを受ける人がいるんだと驚く今思えば当たり前のことですが、専門病院だけに患者さんが集中してやって来ます。でも、当時は世間知らずの学生だったから、リハビリ室でリハビリ(以下リハ)を受けていた患者数に圧倒されてしまいました。 また、ほとんどが理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)と患者

7.手も足も重いんだね

そろそろリハビリ病院へ転院することをここで書こうと思っていました。 あー、でも、ちょっと大事なことを書いていないや。と思って少し寄り道します。 手足は神経が通っていなければ重いんだねこれに尽きる! リハビリ病院に転院前は、本格的なリハビリを行っておらず、けれど、肩の筋肉を固まらせてはいけないと自分自身でも考えていたので、左手を添えてバンザイを何度かやっていました。 でも、右側だけで上げると凄く重い。 重い。。。。。 重い。。。。 重い。。。 ここに各部位の重さ