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とある陶器店の2022年のECサイトを振り返ってみて(データ編)

2023年もスタートして少し経ちましたので、今日は2022年の当店ECサイトのをデータで振り返ってみたいと思います。

あくまでとある個人店のデータになりますが、現在ECサイトを運営している方やこれからECの開設を検討している方の参考にしていただけたら嬉しいです。
当店のECサイト概要はざっくりこんな感じです。

梅森陶器店ECサイトの概要

開設:2015年7月ごろ~現在(途中リニューアル1回)
ECプラットフォーム:カラーミーショップ
取り扱い商品数:約480点×各種カラー・デザイン
デザイン:カラーミー有料テンプレート(MONO)
コンテンツ制作:基本自力

ご利用いただける決済方法
・銀行振込(EC立ち上げ当初から)
・ゆうちょ振替(EC立ち上げ当初から)
・代金引換(EC立ち上げ当初から)
・クレジットカード払い(2020年4月から)
・PayPay(2021年4月から)
・AmazonPay(2021年12月から)
となります。

「スマホとPC」どちらが使われている?

まずは何のデバイスをご利用される方が多いのか。
大体の予想はつくと思いますがこんな結果になりました。

やはりスマートフォンとタブレットでのお買い物が圧倒的に多いですね。
当店では商品登録やインフォメーションなど日ごろの更新はパソコンで行っていますが、必ずスマートフォンでどのように映るかのチェックはしております。

どんなEC決済方法が利用されている?

2022年のEC決済利用一覧がこちらになります。
決済方法については2022年の7月にも記事にしておりましたが、ほとんど同じ結果となりました。

  1. AmazonPay 49%

  2. クレジットカード 24%

  3. PayPay 11%

  4. 代金引換 8%

  5. 銀行振込 5%

  6. ゆうちょ振替 3%

上半期と同様全体の約半数近い49%が「AmazonPay」をお選びいただいていることが分かりました。
ちなみに「AmazonPay」を導入する以前(2021.11月まで)は約60%がクレジットカード払いでした。

上半期の振り返りの際にも書きましたが、Amazonブランドからくる安心感(セキュリティ面とAmazonPayに認証されているサイトだということ)、アカウントを持っていれば面倒な個人情報の記載の必要がないなどなど、確かに利用者様にとってはメリットが多いように思います。

当店では導入しておりませんが「楽天ペイ」でも同じことが言えるのではないかと思われます。

「AmazonPay」については当店ECサイトで使用している「カラーミーショップ」様のwebメディア「よむよむカラーミー」にもそのメリットなど詳細な記事が掲載されているので詳しく知りたい方はこちらから。

以下は決済方法についての考えですがこちらも7月のnoteに記載したこととほとんど同じです。

利用者様に様々な選択肢を用意する

何の決済方法を導入するのがいいのかという話になると、基本的には「できるだけ多様な決済方法を用意する」ということにはなると思います。

決済方法を増やすいうことは、それだけ利用者様にも選択が増えるということ、決済について何を優先するのかは「安全性」「手軽さ」「安くなる」「ポイントがたまる」などなどお客様によってそれぞれ違います。

様々なニーズに応えるためにも多種多様な決済方法を用意したい気持ちはあると思いますが、とはいえ決済方法を増やすということは、モチロンその分管理の手間も増えますし、基本的には決済ごとの固定料金決済手数料もかかります。

自社サイトの現段階の売上と目指す売上目標、客単価と件数、ターゲット、販売商品の現状把握と、将来的な展望などなどいろいろ検証・想定して設定してみるのがいいんでしょうね。

お客様は何をみてサイトに来てくれる?

個人的に調べてみたかったのが、この「お客様は何を見て当店のECサイトに来てくれているのか」アクセス元についてになります。

昨今のEC集客の方法というと
「SNS運営」「WEB広告」「SEO対策」が主流だと思います。

当店におけるその3種の取り組み状況は

2023年12月現在のEC集客の取り組み
①SNS・・・集客の主軸。

Instagram(約84,000フォロワー)と
Twitter(約9000フォロワー)
をメインに運営。
他にはFacebook、note、YouTube、Pinterestのアカウントがあります。
②WEB広告・・・やっていない

③SEO対策・・・基本的にやっていない    

上記のように集客はSNSをメインにしています。
※①ばかりに力を注いで、なぜ②・③をあんまりやってないのかについては一応明確な理由があるのですが、それについては機会があればまた記事にするかもしれません。(しないかもしれません笑)

以上を踏まえて2022年のアクセス元の振り分けがこんな感じです。

  1. Twitterから 36%

  2. Instagramから 31%

  3. Google検索から 14%

  4. Yahoo!検索から 7%

  5. その他 12%

実はちょっと意外な結果でした。
正直フォロワーさんが多いInstagramが1番になるかと思ってました。
検索エンジンが低いのはWEB広告やSEO対策をしていないので納得。

Twitterが1番多かった理由としてざっくり考えられるのは
➊.Twitterは本文に直接リンクURLが貼れるので、ページに行きやすい。
➋.Twitterはリツイート機能があるので、拡散した場合のパワーがすごい。
(フォロワー外にも広がりやすい)
➌.Instagramの発見タブのパワーダウン?
(フォロワー外へのPRが難しくなってきている)

勝手にこんな感じではないかと思ってます。


➌についてですが頻繁にインスタを投稿されている方は感じていると思いますが、2022年のある時期から「いいね」や「リーチ」が伸びづらくなってきました。
※実は6月までの上半期に絞ると「Instagramから」の割合の方が多かったです。

これはInstagramの「発見」から、フォロワー外の方へ広がりにくくなったためともいわれているみたいです。   ネット記事やSNS系YouTuberさんも最近の投稿でそれらについて発信しているので興味がある方はぜひ調べてみてください。

あくまでInstagramのアルゴリズムなどが変わったということなので、Instagramが「ダメになった」というわけではありません。
なので「InstagramをやめてTwitterをやりましょう」なんてこれっぽっちも思ってもいません。

逆に「なぜ変わったのか、どんな風に変わったのか」を調べて自分で対策を考えてトライしてみるのも楽しみ方の一つだと思っています。
Instagramはこれまでにも新しい機能の追加や方針変更などの度にこういったことはありましたし、しばらくしたら過去の仕様に戻ったりしたこともあります。

EC決済の際にも書きましたが、多様な手段を用いることは今の時代にとっても重要なことなのであまり決め打ちせずに幅広く、そして新しいものにもチャレンジしてみたいと思っています。

まとめとして

とある岩手の陶器店のECサイトの2022年についてデータを元にまとめてみました。

日ごろの業務をこなしながら大変とは思いますが、せっかくサイトを運営しているのだから、自社サイトについて定期的にチェックすることはとっても大切だと思ってます。
・どんな決済が多いのか
・どんな商品が売れているのか
・どんな地域からの注文が多いか
・どんなページがよく見られているのか
などなど、例えば毎月日にちを決めたりして習慣にできるといいですね。
(私もなかなかできてませんが・・・・笑)

noteでやってみたいこと

このnoteでは田舎の陶器店の日常や商品のご紹介に加えて、こんな感じでSNS運営やECサイト運営なんかについても実体験をベースに投稿していきたいと思っています。
もしも「こんなこと知りたい」などリクエストいただければ、「絶対記事にします」とお約束はできませんが挑戦はしてみたいと思います笑。
始めたばかりでいつまで続くのやらですが、応援いただけるとやる気もでるのでよかったら「フォロー」や「スキ」をお願いします。

InstagramやTwitterなどでも日常や商品についてご紹介させていただいておりますので、そちらもよろしくお願いします。

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