ちょっとうれしかったのでここでひとつ

久しぶりにバイトの店長と会い、面談をしました。

面談というと大ごとのように聞こえ、ザワつく感じがしますがそうではなく、今後おみせの入っているたてものに大きな変化があるのでその説明をするために、バイトやパートの従業員一人ひとりに時間を作ってくれたというわけです。

とってもていねいなやり方でいいなと思ったし、店長にもう何か月も会ってなかったのでお話しできるのをちょっと楽しみにしていました。

同時に、何か月も会っていないということは、そう、何か月もバイトを休んでいるということです。早く復帰してこい、なんなら今日勤務させられるまであるな……とひやひやもしました。

久しぶりに会う店長はこんなに日焼けしていたか、というくらい日焼けしていたくらいで、あとは全く変わりありませんでした。店長はいつもおしゃれで、今日もTシャツと短パンなのにとってもおしゃれでした。日焼けと太めの縁めがねも相まって、結構いかついです。ミニギャングっぽいと思ってギャングの意味を調べたところ、思ったより悪いことをする人らしく、慌てていかつい、に変更しました。

面談の本筋はそこそこに、わたしの現状どうなの?という話題にもちろんなりました。

アハハ……苦戦しております、というとまぁ焦らずにやったらいいよ、と言ってくれ、ジーンとしました。

シフトに関しても、終わったらまた連絡してくれたらいいし、卒業までここで続けてくれたらうれしい、と大変ありがたい言葉をちょうだいしちゃいました。

お仕事探しをしている現状ですから、人に求められることのありがたさがいつもより身に染みて実感しました。

なんなら今日勤務させられるまであるな……とか警戒したあたしゃおろかだったよ……

この言葉、ありがたいよーというのを表現するために、さっき話していた声より少し小さくして、緞帳の降りる直前の演歌歌手のようにありがとうございます、と言いました。

おみせはいつもちょっと人手が足りていないので、続けてくれたらいい、というのはみんなに言っているとおもうけど、それでもとってもうれしかったです。

真面目に取り組んできたおかげかしら?

嬉しかったけど、バイトって始まる前から帰りたいし、やらなくていいのならやりたくないですな。

そこは美化しませんよ!



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