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村上春樹に憧れよう!

わたしは村上春樹作品を人生で8ページだけ読んだことがあります。

『四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』

なんですが、

100パーセントという表現がなんかすごくよくわかるしちょうどよくて、

社会に適応していることの例えが、

ちゃんと地下鉄を乗り換えたり

郵便局で速達をだしたりできる

なのがすごくよくわかる一方で、あんまり絶妙で身近な具体例すぎるもんだから、ちょっと気味悪くもなりました。

乗り換えは日々の経験だけど、

この時代に手紙すら怪しいのに、速達なんていつ知ったんだっけ?

さらにいうと特定記録郵便なんて、就活で使わなかったら一生知らなかっただろうに。

そんなことを思いました。

その裏表紙に村上春樹のプロフィールが載っていましたが、絶妙にほぐれていていいなと思いましたので、

わたしも彼に倣い、プロフィールを考えてみようと思いました。


それがこちら

なるほど。
生い立ちと代表的な実績、それによって得た現在の社会的立ち位置を簡単に。

まずは事実を書けばいいわけですね。

最難関は、一見簡単なように見える最後の一文。

センスが問われています。

これをミス・チョイスした暁には、これまでのどんな華麗な経歴も台無しになりますので、ぬかりなく。

彼のカキフライという例から、素材にひと手間した一品料理が好ましいということがわかります。

だからといって、フォアグラのソテーなどと言ってはいけません。

やっぱりな、一辺倒だなとロジックでないところに否定の余地が生まれ、傷つきます。

大衆迎合の、だけどしすぎでない一品料理を選びましょう。

わたしの場合はこちら
下記全て真実です


スーパーコアラッコ
すーぱーこあらっこ

1998年東京都生まれ。
会社員、noteを投稿する人。早稲田大学文学部卒業。その文章力を「現代の清少納言」と評価され、エッセイ漫画というジャンルの草分けであるさくらももこに(勝手に・一方的に)師事し、その良さを隣近所に吹聴して回る。オーストラリアとフランス、フランスのトランジットで立ち寄ったドバイに行ったことのある、日本の女子のうちのひとり。山芋のふわふわ焼きが好き。

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