WEDDING PLAYLIST

結婚披露宴で使用した楽曲をYouTube上で一覧にまとめています。需要はないでしょう。

大満足の結婚式を終えて、朝まで色々な方にお供してもらい、気づいたら山手線をぐるぐるしていて、そこから今に至ります。熱が冷めないうちに、選曲リストの紹介と解説をと思い、書きました。夢のような1日を終わらせたくなくて、翌日の夜無睡で書いてしまいました。

前提

普段聞いているジャンルは、日本の女性アイドル(特にハロプロ)、日本語HIPHOPで95%くらい。男性アイドルもわかる方とは思う。邦バンドには疎い。ネット系楽曲もあまり詳しくない(おそらく好きなジャンルだけど、あまり接点がない)。かなりの偏りがあるのでご容赦を。

コンセプト

式場から、『幅広い場面でBGMお選びいただけますよ〜』話をもらったとき、これは演出の幅が広がりそうだな〜とすごくヤル気になりました。準備の段階において、夫婦の役割分担をしたのですが、演出の部分は基本任せてもらうこととなったので、BGMのセレクトも当然名乗り出ることに。BGMのリストアップにあたっては、以下のことを気に留めるようにしました。
・安パイ的な選択からは一旦離れたくて、『結婚式 BGM』とは検索しない。
・緩急は意識する(締めるところは締める、激しくいくところは思い切り激しく)。

OPムービー:のびしろ(クリーピーナッツ)

あまりにも曲の内容と当時の自分たちの境遇が似ているよね、という話は夫婦間でずっとしていました。曲がリリースされた当時鹿児島で働いており、次のキャリアがどうなるかは常々不安になりながら日々を過ごしていました(不安なのは今もです、転勤族の宿命ですね)。『隅田川にかかる 勝鬨橋を渡る』という歌詞があるのですが、そこで(当時)勝鬨橋のすぐ近くに勤務先の本社があることを思い出し、ゆくゆくはそこでキャリアを広げるのかな?(=のびしろがあるのかな?)なんで想像を広げていたことを覚えています。

あとはオープニングムービーの撮影のしやすさの観点。プロフィールムービーで静止画を使った演出をすることが確定していたので、どうしてもOPは動画形式で撮影したくて、撮影手法を考えていたのですが、その時に辿り着いたのが↓のSHISHAMOのMV。
編集技術もないし、予算もないし、いっそビデオ長回ししちゃえば多少はお洒落っぽくなるかなと、ついでに勝鬨橋もスカイツリーも東京タワーも回っちゃおうと。いつものタイムズカーシェアで。オープンカーとかで撮影できたらカッコよかったのですが、借り方がわからないのと、背伸び感は出したくなかったこともあり、最終のオープニングムービーの形(カーシェア、しかも軽自動車)となりました。本番タイムズが映った瞬間ざわついてた?誰か教えてください。

実は、クリーピーナッツあたりは最初はリストから外そうと思っていました。ただ、こういった事情で今回のセトリに組み込みました。本当は↓のようなテイストのOPムービーを使ってみたいと妄想してたのですが、私の実力では無理だった。

テロップの入れ方は↓を参考にしました。


乾杯:ハルカ

妻セレクトなので決まるに至った背景は不明。

ケーキ入刀:世界一HAPPYな女の子(°C-ute)

°C-uteに限らずハロプロ曲は絶対どこかに入れたいというオタクなりのこだわりがあって、ねじ込むタイミングを探っていました。ハロプロ曲は女の子を全肯定してくれるようなハッピーな曲が多く、披露宴にはマッチしてるとも思ってきました。一概にハロプロといってもアーティストの選択肢が多く、1曲に絞り込むのが難しかったのですが、°C-uteの舞ちゃんが同じ式場で結婚式を挙げていたこともあり、ここは°C-uteかなと。下のどれかと迷ったし(全部良曲)、ベストな選曲が出来てるかは今もわかりませんが、無事ねじ込めて良かったです。

しかし鈴木愛理、どこを切り抜いてもビジュ強いって。

新婦中座:Baby Don't Cry

妻セレクトなので決まるに至った背景は不明。

新郎中座:だんご3兄弟

弟と妹と出ることもあり、ここは親族向けの演出に寄せたかったので、童謡や幼稚園の時代に好きだった歌から選ぼうと思っていました。ちょうど3兄弟だったし、だんご3兄弟はピンズドでした。蛇足ですが、メルカリでCDを買ったら、昔の所謂7インチCD?というやつが届いて会場で再生できないとのことだったので、CD買い直しました。無駄な出費になりました。

プロフィールムービー前半:by her

一番好きなラッパーの楽曲。落ち着いていて、かつ大人びていてお洒落という繊細さ。KIDFRESINOはリリックに英語を多く使っていてわかりにくいけれど、一応ちゃんと内容はラブソングです。スライドショーの文字など、視覚情報の邪魔をしない点でもピッタリな楽曲ということで採用。

プロフィールムービー後半:My Love

実はムービーのコンセプトもほぼこの曲のMVをパクる形で作成しました。
ショート動画を繋げるタイプのムービーは、おちんちんバンド的な?ないしは花束みたいな恋をした的な?「安エモい」仕上がりになりそうで当初から懸念してきましたが、出来栄えいかがだったでしょう?SALUに対する捉え方は分かれるところなので、楽曲のセレクトについても、実は自信はないです。ただ僕はSALU好きです。よければ感想教えてください。

再入場前:OVERTURE

OVERTURE(出囃子)は絶対にやろうと決めていました。絶対テンション上がるもん。こんなことに時間を使ったからお色直しのあと忙しくなったのだけど…!アイドルのOVERTUREはオリジナル・既存楽曲の流用どちらにせよ、名曲が多いですね。果たして欅坂のOVERTUREはどのくらいの人が知っていたんだろう?僕はロッテの岩下投手の登場曲でこの曲の存在を知り、サッカーのアンセムっぽい感じも良いと思い、採用を決めました。

尺が若干長めなので、↓みたいに映像を作っておけば良かった、と後悔はしています。何の時間?みたいな感じになっちゃったかな?

再入場:わたしの一番可愛いところ

まじで選曲して良かった。踊って良かった。皆さんが撮ってくれた映像を何十回と見返しています。

・イントロの電子音を聴いただけでその曲だとわかる、わかりやすさ
・盛り上がる早めのテンポ感
・原宿的なKAWAIIの受けやすさ(アイドルを毛嫌いしている層にも比較的ウケやすそう、坂道系は聞かないけどきゃりーぱみゅぱみゅを毛嫌いする層って少ない気がしますよね)
・合いの手のしやすさ

これだけ良い要素が揃っているので、ガチの名曲だと思います。2020年代の個人的アイドルソングBEST3には入ってくるのでは?

あと、櫻井由依さん、尊いです。目線とか表情の作り方が鈴木愛理そのままと思ったら本人が寄せてるとのことです。すごいです。

クイズ大会:恋愛エネルギー保存の法則/ひめキュン参上

ここのBGMは正直何でもいいので、好きなもの入れた(途中で誰か気づくかなーって思いながら)

余興の歌:曖歌

一瞬、睡蓮花にしようとしかけたけれど、やめて良かった。

手紙:Talking to the moon

高校生?の時にCMで聴いて、衝撃を受けた楽曲。

docomoありがとう。

記念品贈呈:Piano Man

親も知っているだろう、言わずと知れた名盤。小さい頃、車でよくQueenが流れていたので、ここは本当はQueenにしたかったけれど、ぴったりの曲が見つからなかった。

退場:やさしさで溢れるように

妻セレクトなので決まるに至った背景は不明。良曲。

エンドムービー:タイムマシーンに乗って

HIPHOPで締めたかったこともあり、ジャンルを絞って探していました。歌詞も式っぽくて良い感じでした。(ただ、メルカリでCDの原盤を探してたら、結婚式で使ってたとのコメントが沢山書いてあって、結構定番寄りの選曲かもしれない)

退場:刹那

妻セレクト。終わりにぴったりという要素もありつつ、余韻を残すような良曲。みんなも知っていて歌ってくれてありがとう。

(番外編)大井競馬ムービー:くずパチのBGM(フリー音源)

実はこれでした。

まとめ

センスはないながらも時間をかけて、試行錯誤してBGMを選んだつもりです。BGMの効果で披露宴の雰囲気がより良くなった、と思っているけれど、一番は皆さんのリアクションのおかげです。本当にありがとうございました。

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