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あなたが商品をたくさん売りたければ断言しなければならない理由
副業や個人事業、小規模事業をやっている人の中には小売業を営んでいる方が多くいると思います。
商品にも様々ありますが、小売業や飲食業ではマルシェの出店やイベント出店などをする機会もあると思います。
このときに
なかなか売れない
販売に困っている
購入してくれるような売り文句を知りたい
販売するのが苦手
という悩みが尽きないのではないでしょうか。
そんな時に、商品をたくさん売るためには、断言して言い切ってしまう、ということが必要になってきます。
この記事では、断言するべき理由と断言することで商品が売れるようになる理由を解説していきます。
物事を断言するべき理由
ずばり、それは説得力と魅力を感じさせるからです。
なぜ説得力や魅力が出るのか?
人間は偏った情報や自分と似た思想を提示されると、それを信じ込み、さらにそれを立証する要素を集めようとする。
という脳の仕組みをもっています。
例えば、あなたは卵は1日何個まで食べて良いものだと思っているでしょうか?
健康のためには卵は1日1個まで、と教わってきたはず。
ヤクルトに関しても1日1本と思ってはいませんか?
これらに関して、なぜ?と思い調べる人はそこまで多くはありません。
以下の2つの文ではどちらに説得力がでるでしょうか
卵は1日1個までにしましょう。
卵は1日に2個以上食べても問題ないと思います。
言うまでもなく1.の方が説得力を感じます。
これが物事は断言したほうが説得力や魅力が出る理由です。
断言をすると商品が売れる理由
上記を見てきたあなたはもう想像がつくとは思いますが、言い切ってしまうということには強い言葉の力があります。
そして断言をしてしまう、ということには説得力を感じさせます。
人間の脳はあまり複雑なものを考えられるようにはできてはいません。
これは錯覚のようなもので、言い切ってしまうことを人間は信じてしまうようにできています。
あなたの商品は日本一でも世界一でもない
これは100%の完成度ではないから…
これじゃまだまだ商品にはならないよ
あなたの商品が日本一になることも世界一になることもありません。
なぜなら日本一、世界一の商品は世の中に存在しないからです。
例えば、日本一のパティシエは誰でしょう?
候補がでたとしても、本当にその方が日本一なのでしょうか?
日本で一番売れているお菓子が日本で一番美味しいお菓子なのでしょうか?
美味しい物、良いものは世の中に多数存在するものの、日本一、世界一という商品は世の中には存在しないのです。
これがあなた自身の商品に自信を持って売っていい理由になります。
全ての物事には裏と表が存在する
世の中の物事はどちらともいえないことがほとんどです。
例えば
愛とお金どっちが大事?
仕事と家族、どっちが大事?
持ち家とアパート、どっちがいいの?
テレビは必要?不要?
お菓子は体にいい?悪い?
学校は行ったほうが良い?行かなくてもいい?
挙げればキリがありません。
そんな馬鹿な!お菓子は体に良くないに決まっているだろ!という方もいるかもしれませんが、体にいいお菓子は実際に販売されていますし、干し芋や小魚、野菜チップスなどは必ずしも体に悪い物とは言えないでしょう。
言い切る事には注意も必要
ただ断言をすれば、顧客はあなたの商品を信頼し買ってくれるのか?といえばそうではなく、注意点が2つあります。
ロジックを組もう
注意点の1つめ
それは、「言い切ったことに対してのロジックをあらかじめ組んでおく」ということです。
簡単に言うと、その考えになるまでに至った物事を説明できるようにしておこう、ということなのですが
実際には、「なぜなら○○」というものを3回繰り返して答えられるくらいが望ましいでしょう。
今回の記事例で解説すると
あなたの商品をたくさん売るためには、言い切ってしまうことが必要である。
なぜなら、説得力や魅力がでるから。
なぜなら、顧客が単純明快で分かりやすい説明を求めているから
なぜなら、これは確証バイアスやヒューリスティックを利用しているから。
となります。
自身が騙されてしまう
物事にはすべて表と裏があることを解説をしてきました。
言い切ることに対し、自分がそれを本気で信じてしまう、信じて疑わない状況になってしまう、ということは人に騙されるということにもなります。
説得力や魅力がでるからといって、言い切ったことを自分自身で信じてしまうことは、とても危険です。
対処法としては常に物事の表と裏を意識することで解決することができます。
具体的には、○○するべき!と言い切るのであれば、○○はするべきではない理由、を考えておくことです。
言い切ることは強力な武器になる
小売業や飲食などの事業を展開する人にとって言い切ることは強力な武器となり得ます。
例えば、飲食店で今日のおすすめはこの定食です!といえば、それが売れる確率はあがりますし
小売業でも、これは添加物を一切使用していないので体にとても良いですよ!と言うこともできますし
逆に、添加物を加えているからこそ、この味が出てるんです!ということもできます。
販売業を営む身としては、お客さんが喜んでくれることが、一番の喜びではないでしょうか。
現代では、こういったちょっとズルいことをしなければなかなか物が売れていくことはありません。
しかし、本当に良い商品を顧客が手にするためにはこういった手法もとても大切になってきます。
ぜひ、その商品の強みを生かしたセールストークを学んで、販売をしてみてはどうでしょうか。
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