うちの子とヤドンのミラクル引き寄せ体験
◆結論:引き寄せの法則あるね!
◆この記事のお役立ちポイント:上手な引き寄せ方が分かるかも!?
スピリチュアルカウンセラー並木良和さんの『最適化』読みました。
ちょっと具体性や方法論に物足りなさも残りましたけど、気持ちにしっくり来る本でした。
そうです。身の丈に合わない、本当の自分の魂に合わない「引き寄せ」はうまくいかないんです。
それは、きっと潜在意識?守護霊さん?が
「やめとけー。君がそんな願いを叶えても君自身は幸せになれへんでー。君の本当の望みと幸せは別のところにあるんとちゃうかー。そのことに早く気づきなはれー」
と教えてくれているからなんだと思います。
さて、そんなわけで宝くじで10億円当てることにまんまと失敗した僕ですが、うちの子の引き寄せまくった体験を記したいと思います。
うちの子は小学生なのですが、ポケモンに出てくるヤドンってキャラクター(動物?怪獣?)が大好きです。
つい最近、Youtubeの番組でヤドンを知って好きになったようなんです。
妻がぬいぐるみを買ってあげたことで、最愛のペットのように愛玩しています。
そんなある日、僕と妻は子供が寝入った後に作戦会議をしていました。
「うちの子、さいきん、Youtube見過ぎとちゃうか?」
「そうだね。テレビと違って動画が無限にあるからキリがないよね」
「あと一本あと一本って中毒になるから、デジタルデトックスさせよう」
そんなわけで、テレビにつなげていたコードを引っこ抜いてYoutubeを見れないようにすることにしました。
「あれ? Youtubeが見れない!」
翌日、子供はその自体に気がつきました。
「あれー? ほんとだね。電波状態が悪いのかな」
「問い合わせしておくね―」
などと僕らはすっとぼけることにしました。
子供はまだ幼いので、どういう仕組みで見れるのかよく分かっていないのとをいいことに。
しかし、うちの子は近頃、よくかんしゃくを起こすので、このデジタルデトックス作戦も、その呼び水となってしまうかと内心ヒヤヒヤでした。
「ねー、じゃ、他の番組見てみたら? 何がやってるのかな―」
妻はそんなことを言って子供の気を紛らわそうとします。
しかし子供氏は、眉間をムキムキさせて今にも爆発しそうです。
そんなとき、奇跡が起きました。
「うそ、これ、ポケモンじゃない!?」
妻がその日の夜、テレビでポケモンがやることに気が付きました。
うちは、ほとんど地上波を見ないので、ポケモンのアニメも見たことがなく、放送時間もまったく把握していなかったのですが、運良くその日の晩にポケモンが放映することが発覚したのです。しかも、
「あ! しかも、ヤドンが出てくる回じゃん!」
そう、それは子供氏が大好きなヤドンがゲストで登場する回でした。ヤドンは人気キャラではあるようですが、とはいえピカチュウのようなレギュラーキャラではなく、クールごとに1回出てくればいい方といったような登場回数的にはレアなポケモンなのです。
にもかかわらず、その回をこんな形で偶然、発見するとは!
「やったー!これ絶対、見るー!!」
子供氏はYoutubeが見れなくなったことも忘れて、大喜びです。
僕らも心底、ほっとしました。
同時に「こんなことってある??」と幸運すぎる出来事に驚きを感じてもいました。
まさか、Youtubeを禁じたことで怒るかもしれなかった子供氏の爆発をこんな形で回避できるとは!
そして先日、「家族で夕食中にラップ音が発生」で記事にしたラップ現象が発生したのは、まさにこのポケモンが始まる5分前のことでした。
最初こそ心霊現象めいて驚いた僕ですが、きっとこれは守護霊さんからのサインであって、悪いものではないのだろうと思うことにしました。
げんに、ラップ現象は悪いものばかりではないという情報をネットで探し当てたさなか、子供氏は所望のヤドン回を満喫して、とっても嬉しそうにしてたのでした。
「ヤドンさん、きっとこの番組に気づいてほしかったんじゃないかなー」
「Youtubeが見れなくなってなかったら気づいてなかったもんねー。こんなときに限ってYoutubeが見れなくなるなんてラッキーだったね―」
「うん、ラッキーだった。ヤドンさんが呼んでくれたんだ―」
放送終了後、子供氏はとっても嬉しそうでした。
このとき、うちの子がヤドンさんとのご縁を更に引き寄せていくことになろうとは誰も気づいていませんでした。
この後、妻は自分のスマホに遅ればせながら「ポケモンGO」をダウンロードしました。
Youtubeが見れなくなったこともあり、子供のヤドン愛がより高まったこともあり、アプリをインストールすることを思い立ったようです。
子供と一緒に外出してはポケモンをゲットしてくる日々が続きましたが、初めて1週間ほどヤドンとの出会いはありませんでした。
「ねー、ヤドンってどこにいるのー?」
子供に請われて僕はネットで調べてみました。
すると、どうやら新宿御苑にいるらしいことが分かりました。
といっても古い情報です。今も変わらずいるのかはわかりません。
「新宿なんて遠いし、やだなー。どっか近くにいないのかな」
あくる日は土曜日で、ぼくも仕事はお休みです。
子供がテレビを見ていたのですが、飽きてしまったのかつけっぱなしで他の遊びをしているので、ぼくはチャンネルを変えました。すると、
「チャンネル変えないでよ」
と言いながらチャンネル権を奪い返しに来ます。
しかし、たまたまテレビにはスシローのお寿司の人気ランキングを芸能人たちが当てていく、という番組が映っており、子供はこれが気に入ったようです。しまいには「お寿司食べたい!」と言い出し、近所のお寿司さんへ行こうとごねはじめました。
「この前行ったばっかじゃん。あそこはスシローじゃないし、高いんだぞー」
と僕は抵抗するのですが、こどもは「でも行きたいのー!」と譲りません。
「じゃ、みんなでお散歩がてら歩いて、はま寿司に行こう」
そう提案すると「わかった。それでもいいよ」と子供は納得。
こうして僕らは、はま寿司へ行くことになりました。
その道中も妻と子供はところどころでポケモンGOを開いて、ヤドンがいないのかを確認します。
しかし道端でプレイするのは危ないし、周囲の迷惑にもなるので「やるなら公園にしなさい」と僕は二人をたしなめました。
そもそもヤドンは水属性のポケモンだとかで、水辺に行かないと見つけることは難しいそうです。なおさら住宅街の道端で開く必要はないでしょう。
はま寿司でお寿司を食べた後、近くの公園へヤドンを探しに行くことになりました。
しかしあまり土地勘がなかったので、ぼくは公園へ向かう道を間違えました。
「えーっと、さっきの角で曲がればよかったのか」
僕はスマホで地図を確認していると、来た道を先に戻っていた妻と子供がまたもや歩道でスマホを開いています。
いちおう端の方に寄ってはいましたが、あまりマナーが良くないので注意しようと近づくと、その画面に映っているのはヤドンです!
「え、いたの!?」
「うん、パパがいない間に開いちゃおって言ったらいた!」
こうして子供は遂にヤドンをゲット。
近くの公園内でも更に3匹ほどゲットすることができました。
けっきょく新宿御苑までいかずとも自宅からの徒歩圏で出会うことができて子供はご満悦。
僕らは「すごいねー。ヤドンさんに呼ばれてたのかなー」
「そうだね。パパが道間違えなかったら見つけてなかったかもねー」
「いや、パパがチャンネル変えたから、あのお寿司の番組を見ることになって、それでお寿司食べたいってなって、いつもは来ないお寿司屋さんへ行ったら見つけるなんてすごいね!」
などと大はしゃぎでした。
この前、ヤドンのアニメを偶然見つけたときも驚きましたが、またこんな事が起きるとは。
「こやつ、やっぱり引き寄せ持ってるな」
と僕と妻は思いました。そもそも子供はコンビニのくじとかもやたらと一等賞を引くのです。
しかしまだヤドンの引き寄せは終わりではありませんでした。
この翌週の土曜日です。
「ガラル地方のヤドンがほしい」
と子供は言いだしました。頭としっぽが黄色いヤドンがほしいそうです。
「ぬいぐるみあるから、それはいらないんじゃ。。。」
と僕は思いましたが、この日、妻は一人でお出かけすることになっていました。子供は嫌がるので
「じゃ、パパとお出かけしよう。出かけた先でヤドンのぬいぐるみ、もしあったら買ってあげるよ」
そう言ってなだめることにしました。
妻も日々、子供の面倒をつきっきりで見て疲れが溜まっていたので、それで子供と一時的に引き離せるなら安いものだと考えたのです。
それに、そのぬいぐるみは、希少品らしくて、どこで売っているかわからないそうです。うまくすれば別のものを買って手打ちとすることもできるかもしれません。
妻は、隣町のカフェのクーポンを置いていきました。
そのとき僕は先週のことを思い出しました。
この子は引き寄せパワーを持っている。ということは。
「ねえ、ママがこのクーポンを置いていったってことは、この隣町に行けばヤドンに会えるってことじゃない? 先週もそんな感じだったじゃん」
そういうと「うーん、たしかに。じゃあ行ってみよう」と子供も同意。
そして僕らは隣町へ行きました。
しかしなんとこの隣町はそこそこ繁華街も栄えているにも関わらず、おもちゃ屋が無かったのです。
「えー、マジ。そんな街あるの。おもちゃ欲しくなったらどこで買うんだ?」
「どーすんの―。ヤドンと出会えないじゃん」
「んー、じゃ西松屋に行ってみるのはどお? もしかしたらあるかもよ」
「えー、そうかな」
子供はかなり懐疑的でしたが、とにかく行ってみることにしました。
妻が休息するために時間稼ぎをしなければならない都合もありました。
「やっぱ無いね」
「うん。。。」
西松屋は予想通りからぶりでした。
その時、ぼくはふと思い出しました。
「ね、ここから5分くらい更に隣の駅に向かって歩くと、おもちゃ屋があるよね。そこだったらあるんじゃない?」
「えー、ほんとかな。もう歩くの疲れたよ」
子供はかなりいやいやでしたが、でもここまで来たからにはということで、そのおもちゃ屋を目指して歩いていきました。ところが
「ここにも無いね」
「うん。。。」
残念ながら、現実は甘くありませんでした。
「あ、でも二階もあるよ」
「え、このおもちゃ屋、二階なんてあったっけ」
「行ってみようよ」
そう言って子供が上がっていくので、僕はついていきました。
でも上がってひと目見て「こりゃだめだ」と思いました。
そこでは大学生くらいのおにいちゃんたちが、いわゆるトレーディングカードを用いてカードゲームをやる遊行場のような空間でした。
子供の好むぬいぐるみなんかが置いてあるような雰囲気では全然ありません。
それでも、せっかく来たし、ということで場違いながらフロアを一巡すると一角の壁際にものすごい数のファイルが置かれてあります。
ヴァンガードとか武器とか記されたファイルが並ぶ中に「ポケモン」というファイルもありました。
おや、これはもしかすると。。。
僕は予感を覚えて、そのファイルを引き出して開いてみると、大量のポケモンカードを収めてありました。
どうやらそれも売り物だそうです。そして子供氏がそのファイルを一生懸命をめくって確認していくと、
「あ!! ガラル地方のヤドンいた!!!」
なんと子供がほしいと言っていたヤドンのカードがあったのです!!!
他にもヤドンの様々な進化した姿のカードもあり、これをぬいぐるみの代わりに買ってあげることになりました。
「やったー!ヤドンいたー!」
喜ぶ子供を横目に「いやー、またもや。。。なんなんだこれ」と僕は驚きを禁じえません。
こんな場所にこんな店があることを僕らは知らなかったのです。
それでも、きっとヤドンとの出会いがあるんじゃな―い?などと言って、予感のする方向へ歩いていったら本当に出会うとは!!!
帰宅後、顛末を話すと「うそ!また!?すごいね!」と妻もビックリです。
「ま、ぬいぐるみではなかったんだけど、でも、ぬいぐるみはもう1匹いるからね。もう1匹くると、こっちの子が嫉妬するかなーて思ったんだよね」
そう、だから、ちょうどよくカードのヤドンと出会うことになったのかもしれません。
こんなふうにして子供はヤドンと立て続けに出会うことになりました。
ただのものすごい偶然でしょうか??
いえいえ、これが引き寄せの法則であり、最適化ってことでもあるのかなと、激しく実感した週末でした。
引き寄せたコツは、とにかく予感のした方向、あるいはご縁が感じられる方へ向かって行動してみるってところじゃないでしょうか。
だから子供はヤドンを次々と引き寄せ、僕は「宇宙のなりたち」について次々と引き寄せたのではないでしょうか。
邪念がなくて身の丈にあっていて、それが心からの願いであれば、こんなふうに物事はすんなり叶ってしまうみたいだと実体験として分かって、とっても愉快な出来事でした。
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