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英単語帳とアプリの活用について

先月、インスタで夏休みこそ英単語学習に最適な時期だとお話ししました。
今日は英単語帳の選び方と、アプリの活用法について
もう少し具体的にお伝えしたいと思います。

速読英単語か、ターゲットか

高校2年生から高校3年生の初めごろの生徒から、
「英単語帳は何を使ったらいいですか」と聞かれた場合、
大体「学校で使っている英単語帳で良い」と答えています。
そもそもこの時期、学校でかなりの量の英単語暗記を課せられていることも多く、
新たに単語帳をプラスしても不完全燃焼になる可能性が高いからです。

それでもあえて、共通テストから難関私大や国公立の2次試験まで見据えて
単語帳を選ぶのであれば、
「単語帳が苦痛でなければ『ターゲット1900』、
長文を読むのが苦痛でなければ自分のレベルに合わせて
『速読英単語』の『入門編』か『必修編』」と答えていました。

私自身は典型的な単語帳でコツコツ覚えるのが嫌いなタイプだったので、
現役時代は学校でもらったターゲットはほとんど使わず、
『速読英単語(必修編)』を使っていました。

『ターゲット1900』か、『速読英単語(必修編)』を2、3周終えたら、
早慶上智以上を目指すなら『速読英単語(上級編)』に進んだり、
医学系志望なら『医歯薬系の英単語』を始めるなど、
進路に合わせて適切な単語帳を選べばいいと思います。

ターゲットのアプリの使い勝手はかなり良い

ただし、私が受験生だった20年前とは違い、
現在の単語学習においては、スマートフォンのアプリをいかに活用するか、
という視点も大切になります。

単語や例文の音声を読み上げてくれる英単語帳に付随したアプリは多いですが、
その中でも特に『ターゲットの友』というアプリは群を抜いているように思います。

特にアプリ内の「全国ターゲット選手権」はゲーム性も実用性も高いです。
実力をつける上でも楽しんで学習を継続する上でも優れており、
得点やランクをモチベーションにしながら、
自分の間違えた単語、正しい発音を確実に把握できる仕様になっています。
ターゲットを持っていない生徒にもおすすめのアプリです。

英単語帳単体では判断できない

今や英単語帳の良し悪しは英単語帳単体では判断できない
時代になりました。
実際、英単語帳を使うのが苦手だった私もこの『ターゲットの友』
を使っていればもっと成果が出せたように思います。

英単語の覚え方に関しては人によって向き不向きがあるので、
一概にはこれが正解と言えないところがあります。
しかし、単語帳に付随した優れたアプリを使うことは、
現在では有効なアプローチの一つに十分なり得ると思います。

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