115作目:仮面ライダーオーズ/石ノ森章太郎原作・東映

こんばんは、Umenogummiです。

今日は特撮作品を紹介します。


仮面ライダーオーズ/石ノ森章太郎原作・東映


人の欲望から生まれたメダルをめぐり、人間とメダルでできた怪人・グリード(欲望)たちの争いを描いた作品です。

800年前封じられたグリードたちが目覚めたことで、フリーターの火野映司はグリードの一人、アンクに協力することになります。他のグリードたちと違い、腕しか復活できていないアンクは、お人好しの映司に目を付けます。映司はアンクから渡されたメダルとベルトで仮面ライダーオーズに変身し、他のグリードや、グリードが人の欲望から産み出すヤミーと闘います。
また、アンクはグリードの襲撃を受け瀕死になった刑事・泉信吾にとり付き、人間態になり人間に溶け込みます。

鴻上ファウンデーションというメダルを使った装備などを開発する財団がオーズを支援します。

5体のグリードは3種9枚の生き物の力を加えたコアメダルと大量のセルメダルでできています。
アンク:鳥系グリード。タカ・クジャク・コンドルのコアメダルを持つ。
ウヴァ:虫系グリード。クワガタ・キリギリス・バッタ
カザリ:猫系グリード。ライオン・トラ・チーターのコアメダルを持つ。
メズール:水棲系グリード。シャチ・ウナギ・タコのコアメダルを持つ。
ガメル:重量系グリード。サイ・ゴリラ・ゾウのコアメダルを持つ。

これらのコアメダルを奪い合い、オーズも手に入れたメダルで変身します。(メダルは15種あり、クリスマスにベルトを欲しがる子どもたちに親は困ったとかなんとか)


平成ライダーシリーズの中で一番好きな作品です。
放映されてから10周年ですが、今見てもいい作品です。

共闘していく中で人間の映司と怪人のアンクには、種族を超えた友情のようなものが芽生えるのがなんとも熱いです。
また、鴻上ファウンデーションで働く後藤慎太郎は、世界を救うという「欲望」のため努力をするのですが、報われないことが多く、それ故に彼が活躍したときには感動を覚えました。

グリードたちもメダルがないと脆い生き物だという悲しい側面があり、彼らのラストには思わず涙してしまいます。


子ども向け番組ですが、熱い王道ヒーローものですので大人も楽しめる作品です。


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