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167冊目:ゆとりやくざ/早坂啓吾

こんばんは、Umenogummiです。


今日はゆとり世代×ヤクザマンガです。



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ゆとりやくざ/早坂啓吾 作


暴力団・過獣(かじゅう)組に新人組員として入社したのは、ゆとり世代の市後でした。幹部の武堂(ぶどう)はあいさつができない、連絡をSNSで済まそうとする、残業代はもらえるかと聞くなどの市後のゆとりっぷりに頭を悩ませます。しかし、市後は組長の紹介で組に入ったとあり、うかつに手が出せません。武堂は幹部ながら市後へのツッコミ役となっています。

一方で、年金がもらえないと老後の心配をしていたり、それゆえに健康意識が高い市後に、武堂が大変だなと声をかける一面もあります。(大変なのはいちいち突っ込んでくれる武堂さんだよ…)



後半にはつくし世代の愚亜場(ぐあば)も登場。ゆとりと悟り世代は聞いたことがありますが、つくし世代っていうのもあるんですね…(みなでハッピーになりたいから、色々な人に尽くす世代のこと、らしいです…知らなかった。)


過獣組は読んでの通り果汁〇ミのもじりで、登場人物の名前もフルーツにちなんだものとなっています(市後→苺、武堂→ブドウなど)
貼墓組(ハリボ〇グミ)や否揺組(ピュレグ〇)などが登場したときは笑っちゃいました。(ちなみにわたしは果汁グミ〇も好きですが、ハ〇ボーとつぶ〇ミはもっと好きです)


気軽に読めて、思わずくすっと笑っちゃうヤクザマンガです。

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