194冊目:本日のバーガー/花形怜・才谷ウメタロウ
こんばんは、Umenogummiです。
今日はがっつりグルメ! ハンバーガーにまつわるマンガです。
本日のバーガー/花形怜 原作・才谷ウメタロウ 漫画
商社でフードバイヤーをしていた神宮寺慧が、「アンリミテッド・ソウルズ」というハンバーガーショップを開店させようとしていました。神宮寺が商社時代の後輩・平沢優花と開店準備をしていると、神宮寺がハンバーガーに詳しいことを知った野球選手・山中がやってきます。
山中は同僚の元メジャーリーガー・オジーの調子が振るわず、フロントやチームメイトともめており、「日本の食べ物がまずいせいだ」というオジーに美味しいハンバーガーを食べさせたいのだといいます。
数日後、来店した山中とオジーに、神宮寺はオジーの故郷・キューバのハンバーガーHamburguesa(アンブルゲサ)を提供します。オジーは感激し、アンブルゲサは貧しかった幼少期のハングリー精神を思い出させる象徴だと語ります。山中とも打ち解け、その後復活したオジーは完封勝利を勝ち取ることができました。
その後も悩める人々が神宮寺の店を訪れ、悩みを相談し、それを放っておけない神宮寺の手によって供されるハンバーガーを食べることで、道が開けていきます。
神宮寺が「ハンバーガーは世界料理」と語るとおり、各回日本はもちろん、世界の多様な文化を反映したハンバーガーが登場します。もうよだれが止まりません。これを描いている今もだらだらです。うまうま。
序盤は商社時代の神宮寺の上司だった畑中の、「神宮寺を必ず会社に戻す」ための妨害に苦しみながらも、取引先の梅原ミートが届ける良質な肉や、神宮寺の人柄、毎日変わったバーガーを提供するメニュー・本日のバーガーが受け、徐々にリピーターを獲得していきます。
別のハンバーガー店・ライズを経営する上杉剣登との出会いが、神宮寺の「ハンバーガーを日本の食文化に根付かせる」と想いを強くしていきます。ついには各ハンバーガー店の店主、中華料理の権威や、まだ日本に出店していないアメリカのハンバーガーチェーン、商店街の人々の協力があり、バーガーフェスを主催するまでに至ります。
特に夜中に見てしまった時など、ハンバーガーが食べたくて仕方がなくなってしまう悪魔のようなマンガです(笑)
アンリミテッド・ソウルズは高校生がバイト代をためて来店するようなちょっとお高めのハンバーガショップですので、ちょっと値段は張るようですが、行ってみたいですね~。
そして神宮寺に人生相談して、本日のバーガーを提供してもらいたい!
☆補足☆
大好きグルメ作品をまとめました。
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