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212冊目:ふしぎ遊戯/渡瀬悠宇

こんばんは、Umenogummiです。


今日は少女マンガから。


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ふしぎ遊戯/渡瀬悠宇



あらすじ


中学3年生で大食らいの夕城美朱は親友の本郷唯と偶然図書館で四神天地書という本を見つけます。この本を読むと願いが叶うという内容で、読んでいる最中に地震が起き、二人は気が付くと見知らぬ場所にいました。

さらに暴漢に襲われそうになったところを、額にの字を持つ青年に助けられます。再び地震が起こり二人は元居た場所に戻ります。


次の日の夜、美朱は母親とけんかして、図書館へと逃げ込みます。そして四神天地書を再び開き、驚愕します。そこには昨日、唯と一緒に暴漢に襲われ、鬼の字を持つ青年に助けられたことが記されていました。

光に包まれ、前日と同じような場所に立った美朱は、窮地にさらされますが、己の度胸で切り抜け、鬼の字を持つ青年―鬼宿(たまほめ)に再会します。

しかし二人は美朱がしでかしたことがきっかけで、紅南国の皇帝・星宿の命で囚われてしまいます。美朱は星宿から国を助けてほしいと頼まれます。さらに自分が朱雀の巫女であること、星宿、鬼宿を含む7人の朱雀七星士を自らの力で見つけることができればどんな願いも叶うといわれ、元の世界に戻るために美朱は残り5人の七星士を探すことを決意します。


まったくの未知の土地で、美朱は朱雀の巫女として争いに巻き込まれていきます。そして親友の唯もまた、紅南国と敵対する倶東国青龍の巫女として祀り上げられ、美朱と敵対することになってしまいます。



感想


昨日書いた山月記で科挙と書いたので、科挙を勉強中の七星士・張宿(ちりこ)を思い出して、今日はこの作品にしました(笑)



そして今日読み返していて、この作品には2部があることをはじめて知りまして…今日発表された東京のコロナ陽性者数の次に驚いています。
多分アニメを観て、最終回で満足したのだと思われます…。

玄武の続編があったのは知ってたんですが(こちらもまだ未読)…2部…2部読むか…。


つまり1部しか読んでおりません。そしてこの1部は間違いなく傑作です。青春時代の思い出の作品の一つですね。

美朱と唯のすれ違いに傷ついたり、朱雀七星士の温かさに、そしてその戦いに涙したり…。特に柳宿の戦いは涙なしでは見られません。

アニメのテーマソングもすごく良くて、今でもたまに聴いています。


異国での冒険と恋と、少女マンガの王道で、今読んでも面白いです。

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