214作目:ウサギとカメとストライク/天野洋一
こんばんは、Umenogummiです。
きょうはこちらの短編マンガです。
ウサギとカメとストライク/天野洋一 作
あらすじ
丸瀬太朗は野球部でスパイク磨きなどの雑用しかさせてもらえず、時折野球部のエース・山本和騎のストレス発散のための人間バッティングセンターとしてピッチャーをしていました。
野球部で練習はできないため、河原でピッチングの練習を続けていた太朗は、ある日突然そこに住み始めたホームレスのおじさんと知り合います。
おじさんはハンプティと名乗り、人間バッティングセンターと呼ばれるほどの正確な制球力をもつ太朗の才能を見抜き、自分なら太朗の才能を引き出せると豪語します。
日々、才能がないとバカにされてきた太朗は悔しさを胸に、ハンプティに師事することを決意します。
実はハンプティはかつてイカサマ師と呼ばれたプロ野球選手でした。
感想
のろまなカメ(太朗)が日々努力し、ウサギ(山本や監督)を見返すお話です。この短編がすごく好きで、このあと天野氏の野球マンガが連載(オーバータイム)になったと気はすごくうれしかったです(ただ、野球マンガでもこの作品とは似ているようで違ったので始めはちょっと…でした。いずれにせよ面白かったですが)
努力を積み重ねてきた少年がエース級のライバルを打ち破る王道的展開で、面白いです。
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