26冊目:ゴールデンカムイ/野田サトル
こんばんは、Umenogummiです。
今日はこちらのマンガです。
ゴールデンカムイ/野田サトル 作
日露戦争後の北海道、樺太そしてちょっとロシアを舞台にした、和風闇鍋ウエスタン(公称)です。
アイヌが隠した金塊をめぐり、主人公の「不死身の杉本」こと杉本佐一を中心に、元新選組の土方歳三、永倉新八などの一味、陸軍師団、そしてロシアのパルチザンなどなど、様々な勢力が出てきます。
そのカギとなるのが、杉本の相棒でアイヌの少女・アシリパ。強くてかっこかわいいアイヌの「新しい時代(アシリパの意訳)」の少女です。
二人を通してアイヌの文化や狩猟、日露戦争の背景が事細かく描かれています。出てくる食事もおいしそう!
別の意味で注目のアイドルは、元陸軍師団兵であり、秋田のマタギ・ゲンジロちゃん。作者も、たぶん読者もみんなに愛されるキャラクターです。
特にアイヌの文化は興味深いですね。日露戦争についても学校で多少学んだはずなんですが、、、完全に覚えていません。だからこそ、逆に新鮮に読めるのかもしれません。
マンガは良いですよね、アイヌのような失われつつある文化に手軽に触れることができます。
もちろんマンガ的誇張だったり、あるいはまったく触れられなかったりがあるので、本当に深く学びたいのなら掘り下げは欠かせないのですが、興味を持つきっかけとしてはすごくいいと思います。
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