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297冊目:D.Gray-man/星野桂

こんばんは、Umenogummiです。



今日はダークファンタジーです。


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D.Gray-man/星野桂 作




あらすじ


仮想19世紀のヨーロッパ。

千年伯爵が製造する「機械」、「魂」と「悲劇」を材料に生まれるAKUMAと呼ばれる機械兵器が、人々の悲しみを糧に増殖していました。それに対抗する武器や力を持つアレン・ウォーカー黒の教団に所属する聖職者・エクソシストたちと、人類終焉のシナリオを描く千年伯爵とノアの一族との戦いを描いた物語です。


感想


とにかく初期は絵がきれいで「この先どうなる?」というワクワク感があって面白かったです。特に「マテールの亡霊」の人形と醜い人間のお話は、美しくて悲しくて素晴らしかったです。

AKUMAという兵器はLv.3、Lv.4と、人間を倒すことによって進化していくのですが、エクソシスト側の戦力に対して徐々に敵が強すぎて絶望感が強くなりすぎてしまったように思います。

テーマがテーマだけに暗くて重たい展開が続くとどうも気持ちが落ちてしまうんですよね。初期の方はシリアスさと面白さのバランスが取れていたように思いますが。


連載はまだ続いていますが、段々と読まなくなってしまいましたねー。面白かったんですけど…。完結したら最初から最後まで読もうと思います。

ファンタジー物が好きな方にはお勧めの作品です。


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