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71冊目:ウサギ目社畜科/藤沢カミヤ

こんばんは、Umenogummiです。

ゆるふわ社畜マンガをご紹介します。


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ウサギ目社畜科/藤沢カミヤ 作


ブラック企業で働く会社員・津田の家の窓を突き破り、突如謎の生物が現れます。
月から来たふわみは月での仕事をリストラされ、地球に捨てられたのでした。月のうさぎは働かないと死んでしまうらしく(仕事をしていないと溶けてしまう)、津田に雇ってほしいと懇願するふわみ。掃除洗濯などの家事をして月給1円でよければ雇うという津田に、ふわみは感激し、津田のことを「しゃちょー」と呼ぶようになります。

月では言われるままに仕事をこなしていたため、仕事といわれても何をどうすればいいかわからないふわみは失敗ばかり。とくに食事には必ず「もち」を入れてしまう癖があり、津田をいら立たせます。とはいえ、追い出すのも気が引けるからか、使いようによっては使えるからか、津田はふわみにレシピ本を上げたりして、ふわみの家事スキルがあがるよう試行錯誤します。

中盤ではふわみと同じく月で働いていたもふこも津田家で働くようになり、更にはぐうたらな津田の妹・真琴もたびたび家を訪れ、津田の苦労は絶えません。

月の労働環境のブラックっぷりには戦慄を覚えます。地球に生まれてよかった!?と思っちゃいますね。
ズレながらも一生懸命しゃちょーのために働く2匹はかわいいです。
思わずくすりと笑ってしまう、超ゆるゆるなブラックコメディです。



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