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2024,8,27

 数学における別解が好きだ。常識的なアプローチから離れたところにあるが、最短で解ける、あの手法がたまらなく好きだ。1つの問題を様々な構造や角度から見なければ解けない問題、解答であれを見た瞬間の鳥肌は、伏線回収のそれの1つと言っても過言では無い。私の人生において凝り固まった視点からどこかに引きずって新たな景色を見させてくれる。今日はその別解みたいな本を知った。まだ読めてないからネタバレはあれなのだが、前半は仕事術のビジネス書なのだが、後半は小説になっている。前半は著者の仕事哲学、後半は、その仕事哲学を持った主人公がとある事件に巻き込まれていくという話らしい。あらすじを聞いただけで鳥肌が立ってしまった。やられた。とも思った。ビジネス書っていうある程度テンプレートがある本の価値観や構造を使って、こんな本を書けるのかと思った。自分が柔軟な脳だと思っているとこういうことにやられる。経験則で凝り固まってしまった。人間がこういうものだと知ってはいるが、まんまと引っかかった。これも生きる実感だ。

 今日は板チョコアイスを食べた。板チョコアイスは分厚いチョコも好きなのだがチョコに囲まれた中のアイスがとんでもなく美味しい。特に溶け具合が他のアイスでは見れないほどの良い塩梅で素晴らしい。チョコ目当てです食べると、アイスの美味さに痛い目を見る。痛くは無いけれど、頭に電流が走る。食え。

 したいことを考えよう。ドライブしながらDeja Vu流して事故を起こしたい。頭の悪い女を殴ってその後罪悪感で死にたい。消費者金融から限度額まで金を降ろして、ギャンブルに全部叩き込みたい。出来れば単勝でいこう。コスプレして、解釈不一致なのにチヤホヤされてる人間のいいね数を越えたい。周囲の人間を尊重したい。心の拠り所を愛情に移したい。自分の感情と愛情を満たしたい。

 本当に些細なことを、自分の欲望を埋めていくことが満足や安定に近づくのかもしれない。そのための努力、大変だけど自分を愛せない人間のせめてもの足掻き。

 

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