独り言
赤ちゃんでも無いのに、夜ずっと泣いてる。違うのは、周りに誰もいないこと。孤独のいいところは誰にも迷惑かけないこと、孤独の悪いところは毎日心が蝕まれること。
最近気づいた、というよりも言語化できたのだが、私は自分と同類の人間が苦手である。苦しんでいるはずなのに、他人の前では明るく振る舞う人間、人に迷惑をかけることが嫌いな癖にこの社会で生きている人間、まるで自分に言い聞かせてるように誰かに生きてと言う人間。抱きしめれば壊れそうな人間。けれど、そんな人が生きていることに感謝している。尊敬している。あなたのおかげで生きていられる人がいる。あなたのおかげで頑張れる人がいる。あなたのおかげで、おかげで。
ただ私はそれを苦しく思ってしまう。
毎日殺してくれと呟いている。自殺未遂を経験しているのと、私が自殺したら後追いするという人がいるからだ。ただ後者は今はそうか分からない。なんなら身近な誰かが死ぬのが嫌なだけで私がどうなろうがどうでもいい人間なのかもしれない。きっとそうじゃないと思っているのに、心の余裕の無さがそんなことばかり考えてしまう。苦しむために人は生きて、生きるのがこんなに苦しいのにその末端である死も苦しいはずなのに求めてしまう。
助けてくれなんて口に出して言えない。誰も聞いてないだろうから呟いてるし書くけれど、誰も助けてくれないなんてのは分かってる。自分で自分をなんとかしなくてはいけないのだ。なんとかしないと、私は私を、愛さなくちゃいけないのだ。でも、それを考えると涙が止まらなくなる。火のついたコンロの前冷蔵庫に寄りかかって咽び泣いてしまう。
助けてくれ、も殺してくれ、も他人由来の言葉です。私じゃ私をどうしようもできないから。無駄に生真面目に生きてきてどうしようもなくなって、一生のお願いなんて使ったことないから、今回使います。助けてください、そうじゃないなら殺してください。
この前久々にまた死のうと思って、掃除したんです。色んなものゴミ袋に入れていく中で、好きな人からの手紙を読み直しました。心の中で乾ききった何かを潤い直して、溢れてしまいました。手紙に涙の跡が着いてしまいました。好きになってもきっと手が届かない人。ただその人の幸せだけを毎日祈るのです。そして、私が死ねばそれは完成するんです。私がこの世界の空気に戻った時その人はきっと幸せになれると思うんです。私が死ねば済むんです。
あなたが生きているだけで嬉しいなんて、相手に責任を押し付けるようであまり口に出したことがありません。私は間違っています。
この前宗教の勧誘?がありました。もらった救いに意味が無いことは知ってるんです。それでできた居場所から抜けました。それは優しさじゃないから。
あなたには生きていて欲しいんです。そこにあるのが苦しみでも。
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