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#韓国BLドラマ「Color Rush」

恋愛ドラマ
私にとって、「ときめき」や「きゅん」とする心が動く感情って大切で、
ドラマ・漫画・映画・リアリティショーを見ながら、
自分の恋愛観に照らし合わせたり、
誰かの恋愛を思い出したり、
私が恋愛相談をする時の「引き出し」のためのエピソードにするw

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AbemaTVのおすすめ韓国ドラマに出てきた「Color Rush」を一気に見た。
これは私にとっては、「きゅん」とする恋愛ドラマではなかったけど、人生観を考えさせられる深いドラマだった。そして、観たのが「今」だったというのもなんだかタイミングな気がした

あらすじ
『カラーラッシュ』は、神経性の色覚異常により世界が灰色にしか見えない“モノ”が、“プローブ”と呼ばれる人と顔を合わせると“カラーラッシュ”という現象を引き起こし、突然カラーに見えるようになるという世界を舞台にした全8話のファンタジーラブストーリー。

モノである事実を隠しながら生きる青年チェ・ヨヌは、いつもマスクをつけているアイドル練習生のコ・ユハンに出会い、初めてカラーラッシュを経験することになる。ユハンに執着することを恐れて距離を置こうとするヨヌと、ヨヌに色のある世界を教えようとするユハン。モノとプローブという特殊で唯一無二の関係になった2人の青年を美しくも儚く描写する。

神経性の色覚異常により世界が灰色にしか見えない“モノ”

その人にとっての“プローブ”と呼ばれる人と顔を合わせると“カラーラッシュ”という現象を引き起こし、突然カラーに見えるようになる

今までモノクロにしか見えていなかった世界が、特定のその人に出会うことで、鮮やかなカラフルな世界になる

その世界があまりにも美しくて、また見たいと思う気持ちや、また見ることが出来るその人の存在を失うことへの恐怖がその人への依存・不安・葛藤が生まれるのではと考えてプローブと呼ばれる人との距離をとろうとする気持ちが生まれる。

近づきたい気持ち・近づいてはいけない気持ち・相手からの行為への戸惑い・答えたくなる気持ち・・・

恋のはじまりのわかりにくい感情を、「色」を使って、わかりやすく表現しているようなドラマだった。

私の場合は、過去の「彼女がいる人を好きになっていた頃」に重ねていたり、
新しい世界を見せてくれる人に出会った時に、恋でも人間的でもこの人の近くにいたら、自分が変わるとか成長するとかっていう何かを感じたりする感覚ってあるな〜って思い出すドラマだった。

“モノ”にとって、“プローブ”は、モノクロだった世界を色あふれる世界にしてくれるっていう明確な理由があるから失うのが怖いし、このドラマのなかでは、“モノ”“プローブ”の関係からの犯罪が多いというニュースを見て、自分もそうなってしまうのではないかという不安から、興味はあるのに“プローブ”に素直に近づけない。

ただ今回は、“プローブ”である彼も、“モノ”にとてつもなく惹かれていた。
私は、惹かれる理由がBLドラマだからこその恋愛だと思っていたけど、恋愛だと思っていたからこそ、何かのキッカケでその気持ちは揺れてしまうもので、犯罪もだからこその発生だってことに納得感があった。

ただ、それはやっぱり悲しい現実で、どうして人の気持は変化するんだろう。
好きになった同士の気持ちのずれや、結婚を決めたとしてもその気持が変化することに対して、

“モノ”にとっては絶対的に“プローブ”が必要な理由があるのと同じくらい
“プローブ”にとっても絶対的な何かがあったらWinWinになれるんだろうな〜

それが難しいけど、誰かと付き合うとか、結婚するとかって、そういうお互いのWinWinな感情があるといいなって考えながらドラマを見ていた

ネタバレになるけど、

“プローブ”にとっても絶対的な何かがあったらWinWinになれるんだろうな〜

っていう考えは、最終回に、こういうことなんだ!と納得。という結果だった。

このドラマ、設定が架空の設定だけど、でも、だからこそわかりやすく葛藤や不安に共感出来る。でもその葛藤や不安は、設定ではなくてもこの世の中にたくさんあふれていて重なる感情が多いと思う。

なんだろう。感じることがたくさんある!
もう一回見ようっと。



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