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梅らぶ日記+ 第一話 杏耶さんとの出会い、梅干し離れはむしろチャンス。

皆様、ご無沙汰しております。
紀州梅本舗です。

紀州梅本舗では、2023年に入って2つの新商品を販売開始いたしました。

1つは、2月販売のはちみつ梅のオリーブオイル漬。
商品ページ:https://www.ume-honpo.co.jp/?pid=172777819

はちみつ梅のオリーブオイル漬

もう1つは、4月販売のお茶漬け専用にごりだし梅。
商品ページ:https://www.ume-honpo.co.jp/?pid=173562232

お茶漬け専用 にごりだし梅

どちらの商品も食いしん坊作家・イラストレーターの杏耶さん(X(旧Twitter)URL:https://twitter.com/ayatanponpon)とのコラボ商品となります。こちらのnoteでは、杏耶さんがアンバサダー就任していただいたところから何も発信できていなかったのですが(すいません…)UMELAB HP内のブログ「梅らぶ日記」(https://www.ume-honpo.co.jp/apps/note/category/diary/)にて杏耶さんの絵日記付きで日々更新させて頂いておりました。今回、そちらの梅らぶ日記を更にバージョンアップさせた「梅らぶ日記+(プラス)」として、私たち梅干屋の思いや商品開発で苦戦したこと等を私たち紀州梅本舗目線でnoteに綴っていければなと思います!

・・・

今回は、杏耶さんとの出会いについて!


杏耶さんのご紹介


食いしん坊作家兼イラストレーター 杏耶さん

まずは、杏耶さんについて軽くご紹介させてください。

SNSを中心に活動。オリジナルレシピをイラストで紹介されており、宝島社『あやぶた食堂』シリーズ、『ド丼パ!』シリーズ、‎KADOKAWA『もうがんばれない日のための限界ごはん』など、著書多数。X(旧Twitter)(@ayatanponpon)フォロワー数は22.1万人。※2023年7月時点。X(旧Twitter)URL(https://twitter.com/ayatanponpon

元々フォロワー、ファンとしての出会い


もともと杏耶さんのフォロワーだった私。(以下ただのファンの戯言を少し聞いてください。)

杏耶さんって“心”に寄り添うレシピを作られるのがとてもお上手なんです。毎日を生きていくうえで心や身体がなんだかしんどくなる時ってどんな方にもあると思います。それってどちらか一方が苦しければもう片方で「大丈夫、大丈夫」って騙しながら日々を過ごし、ある日元気だった方さえプツンと苦しくなってしまうことがありませんか?

実際私は何度もありました。「もっと頑張れる」「もっと元気出せる」「もっと」「もっと」何度も自分を奮い立たせようとしていたそんな時に、私は杏耶さんの「もうがんばれない日のための限界ごはん」という本に出会いました。こちらの本は「頑張れない日は頑張らなくていいんだよ」と、レシピと共に伝えてくれました。それは頑張っている毎日があるからこそなのです。「あ、今日は手抜きにしよう」と思ってもいいから、心と身体を安心させるためにも「食事をとる」、そんな日々も生きていく上では必要なんだと感じました。


…と、ただの杏耶さんファンな私が2022年の春にふとX(旧Twitter)で杏耶さんが梅干しを使ったレシピをご投稿されていることに気づき、杏耶さんのレシピをぜひ皆様に共有したいと思い、すかさず引用リツイート。この引用リツイートがきっかけで杏耶さんに私たちの声が届くこととなります。


杏耶さんのレシピは、簡単かつ美味しそうなものであること、そしてとても“リアル”ではないでしょうか?凄く手が込んでいて写真映えするようなものだけではなく、とにかく「あ、この食材なら家にあるからすぐに作ってみることが出来るかも」「美味しそう!このレシピなら私も作れるかも!」そう思わせてくれるレシピばかりとなっております。

今回私たちが出会うきっかけとなったレシピ“梅干しと塩昆布の炊き込みご飯”はなんと2023年7月現在で6.6万のいいねがついております!杏耶さんの影響力があるからこその数字なのはもちろんですが、私たち梅干屋としては「梅干しを使ったシンプルなレシピでもこんなたくさんの方に見られて、興味をもってもらうことができるんだ…!」と感銘を受けました。そして何より美味しそう!この素敵なレシピをぜひ私たちも広めたい、そんな思いから引用リツイートをさせていただいたのが始まりです。

それに対して、杏耶さんが反応して下さり、そこから私は「杏耶さんとぜひ一緒に仕事をしてみたい…!」と強く感じました。それはもちろん杏耶さんのファンであったということも少なからず理由の一つでありましたが、何より「梅干しの現状」が影響しておりました。

梅干し離れの現実からUMELABの立ち上げ


皆様、一時期ニュースで「梅干し離れ」が話題になっていたのはご存知ですか?総務省の家庭調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費量は2002年の1053グラムがピークで、2021年には658グラムであるとの結果が出ております。昨今、食のレパートリーが増え和食だけではなく洋食や他国食も主流になっていること。“ご飯のお供=梅干し”だけではなく他にも様々な美味しいご飯のお供が出てきていること。酸っぱい梅干しが苦手な方がいらっしゃること。甘い梅干しが苦手な方がいらっしゃること。…時代に伴い様々な理由で需要が徐々に減っていってしまうことはいろんな分野でもあるかとは思います。しかし、梅干しは時代に取り残された古臭い食べ物では決してありません。

梅干しが苦手な方を梅干し好きにさせるのはなかなか難しい話であると思います。ただ、例えば梅干しは好きでも嫌いでもなくそもそも食材としての興味があまりなかった方や梅干しの魅力にまだ気づいていない方、梅干しへのこだわりがなかった方にこそ「ここの梅干しは一度食べてみたいな。」そう思わせられるような今までにない梅干しを作り、私たち紀州梅本舗は「お客様一人一人にとっての梅干しの可能性をもっと広げていきたい!梅干し離れ、とは梅干しの良さを知らない方がまだまだたくさんいるということ。むしろそんな方々へ梅干しの良さを、令和の今だからこそ新しい形で伝えていきたい!」と強く思い、2021年度に「UMELAB by 紀州梅本舗」というプロジェクトを発足させました。



今回、杏耶さんには私たちが日々感じている梅干しへの思いをお伝えした上で、ぜひUMELABのアンバサダーへ就任して頂き私たちにお力をお貸しいただけないかと、ご依頼させていただきました。ただ、杏耶さん自身梅干しの事をあまり詳しくご存知ではないことをとても不安がられておりましたので、もちろん私たちも一緒にお仕事をさせて頂く上で梅干しだけではなく紀州梅本舗のこともよりよく知って頂きたいと思い、「ぜひ和歌山に来ませんか?」とお声がけさせて頂きました。すると、二つ返事で快諾下さり、杏耶さんがはるばる東京から和歌山へお越しいただくこととなったのです!


あの“杏耶さん”が和歌山へ、来る!!!


杏耶さんが和歌山に実際に来ていただいた時のお話は次回に続きます!


今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。
紀州梅本舗のHPにて梅を使ったレシピの紹介や弊社の商品を購入いただけますのでぜひそちらもご覧下さいませ。


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