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年明けから始めた自炊生活を振り返って

今年の初めから、本格的に自炊生活を始めた。それ以前にも、1週間の内の何日かを自炊して過ごすことはあった。けれども今回は、1週間を通して自炊するようにした。

自炊を本格化させたのは、節約の必要性を強く感じるようになったためである。それまでは昼食用の弁当を注文していた。それによって手間は省けるが、昼食だけで500円から600円が消えてしまう。この出費が日々積み重なると、馬鹿にならない額になる。朝食や夕食も、やろうと思えば昼食と同じように、すでにできあがったものを買って済ませられる。けれども物価上昇が続き、実質賃金が24ヶ月連続でマイナスを記録している現状で、3食全てを買って済ませていては、金がすぐに消えてしまう。これはまずいと思った。

そういうわけで自炊生活に切り替えたのであるが、今の所は特に問題なく続けられている。そして自炊生活を続ける中で感じたことは2つある。

一つは、「食費ってこんなに浮かせられるんだ」という、一種の感動である。朝昼晩の3食を食べているが、食費は自炊生活を本格化させる前に比べて、万単位で減った。節約の効果を実感するとともに、こうした生活を続ければ、前よりは金銭的な余裕が生まれるであろう、と思えたのである。

そしてもう一つは、料理をしている時の充実感である。私はお世辞にも料理が上手いわけではない。やっていることは食材を切って、炒めたり煮込んだりしているだけであり、凝った料理は作れない。それでも料理をしている時は、自分の手でものを作る楽しさを感じている。食事に関する限り、自炊生活に切り替える前に比べて、今の方が間違いなく手間がかかっている。それでもここまで自炊生活が続いているのは、料理をしている時の充実感によるところが大きいのだろう。

年初から自炊生活を続けてきて、自炊にも大分慣れてきた。これからは凝った料理や、これまであまり使ってこなかった食材の調理にも、少しづつ挑戦してみたいと思う。


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