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山のかっこう。

神経痛のリハビリのため、今月は足しげく山に通っている当方。
やはり自転車で行けるというのは強く、回数だけなら

高校の登山部時代より多く

山に入っております(笑)とはいえ調子にのってケガしないよう、最低1日は開けて休みも入れておりますが…('ω')

登山部時代はどうしても「踏破する」「山頂を極める」的なイメージを持っており、やたらと高い山に登りたがったwものですが。今はもう山に病気を治してもらおうくらいのケンキョな気持ちで歩いておりまする。

ところでここ20年、山登りはとてもカジュアルになった気がする('ω')

中高年のアウトドアブーム、なかんずく10年ほど前の山ガールの出現などでグッと身近に、オシャレにすらなった感があります。当方の高校時代(まだ20世紀w)には山に入るなどやや変人の部類であった(*´з`)少なくとも若者の趣味として一般的ではなかった気がします。

その上、若いものが山に行こうとすると必ず

「山をなめるな…」と言い出すおっさん


出現したものです(笑)
そういうおっさんは服装から登山靴、やれ雨具は必ず持てだの下着の替えは必要だの、夏山に入るにも念のためウールのセーターを持って行けだのと言い出す。慎重に越したことはないのですが、おっさんのいうことを全部素直に聞くとちょっとハイキングに行くにも「八甲田山死の彷徨」かという重装備になってしまい、自重で歩けなくなるハメに陥る(-"-)のであった。

ムロン準備は大切なのですが、初心者をそうやって脅かす(*‘∀‘)のも度が過ぎてはいけないと思いますね…。正直言って荷物を持ちすぎるのも、慣れない靴や服装で歩くのもそれはそれで危険ではある。体力に合ったコースを、使い慣れた道具で慎重に行けばそれでヨイのではないかと思います。

いまよく見かけるのはこういうスタイル。

山にはいる服装、装備も昨今はユ○クロ、ワー○マンなどで一通り売っているようになりましたね。夏は通気性のいい長袖長ズボン、トレッキングシューズ、ポール。全部買っても1万円程度でしょう。いい時代だ(笑)
中高年の、特に女性の方々はこういうしっかりした服装をなさっていると感じます。

…当方はもうちょっとで、こんな感じである。

こういうのは前述した「山をなめるなオヤジ」には怒られる(笑)スタイルですが、当方は暑がりなので基本ソデなしシャツで登る。もちろん転んだら危ないのでオススメはできません、が、こういうことも自分の身体と状況と相談して決めるのがイイとおもうので一律に絶対長袖!じゃなくてもと考えています。リュックにタオルを引っ掛けるのも木の枝に絡まったりするような深いところに行くときはしません(まあそんなとこもう行かないと思うけど…w)

(というか当方は昔からこの袖無し長ズボンスタイルなのです(*‘∀‘))

…ところでこの袖無し長ズボンよりもっと

「山をなめるなオヤジ」を逆上させるスタイルがある(-"-)

少なくない数をお見掛けするのですが、こういう格好である(._.)

…これはいったい、どういうことなのか(-"-)

詳しくは知りませんが、どうも「トレイルラン」と言われる競技の恰好らしい。トレイルランとはこれも最近(まあ21世紀になってから…)流行しだしたようで、要するに山道を駆け抜ける競技であるらしい。しかしこの格好はスゴイな。山をなめるなオヤジにさんざん脅かされてきた当方からすると、

ちょっと信じがたいスタイル(*‘∀‘)


ではあります。

しかもけっこう、やってる方もいいお年なんである。

…こういう極端に狭いところも走るのだろうか。

当方は登山部時代、

絶対に山で走ったりするな

と教わった(笑)もので、まあそんなこと教わらんでも恐ろしくて走ったりはできないのですが。うーむ、よほど脚力に自信があり、慣れているのなら走る人がいてもおかしくはないのかなあくらいには思いますが。

それにしても万一コケたらどうするんですか

他人事ながら心配になるスタイルではある(._.)リュックも持ってないし、滑って道から外れたら水食糧もないけどどうするんだろう…非常に不思議です。

いかに山がカジュアルになったとはいえ、ああいう姿で駆け抜ける方を見かけると

「山をなめるなオヤジ」が少し懐かしくなる


当方でありました。

…お粗末様でした(*- -)(*_ _)ペコリ



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たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)