木！木！オ○ラパワー。

世の好事家の皆さんに嬉しいお知らせです。

当方の趣味爆発の木っ肌マンガ『師父肖像』が編集部♯マンガまとめにいれてもらったそうです。

…一週間ほど前にあげたんですが、時間差で入ることもあるんですね(._.)

そしてnote編集部にもモノズキがおられるようです、優しい世界ですｗ

あ、未読の方、記事はこちらでございます↓

ついに木たのですね、木の時代が！

師匠も草葉の陰で（死んでない）お喜びでしょう、慶賀なことではある。当方思わず木を賛美する歌「木、木、オーラパワー…♪」と歌い始めてしまいましたが、ハテこれは何の歌だったかいのうと調べてみたところ、『光戦隊マスクマン』のテーマソングでした。木は関係なかったです<(_ _)>。

こう調子に乗ると、「木のマンガなんて一発ネタだろう」と言われそうですが、さにあらず。

本日は当方おススメの名作「木マンガ」をとりいそぎ２つ、ご紹介しようではありませんか。

マイナー作品じゃないですよ、有名ベテラン作家さんが手掛けた素晴らしい作品です（無料では読めませんが、「渋いマンガが読みたい」マガジンに入れておきます）。

ではひとつめ。

諸星大二郎先生『妖怪ハンター』天の巻

このなかの『花咲爺論序説』から『天孫降臨　第３章』まで約１８０ページ、まるまる木のマンガです。

『妖怪ハンター』こと稗田が日本の記紀や昔話にあるさまざまな「木の伝説」を追う、知的刺激に満ち満ちた傑作です。花咲爺さん、瓜子姫、はては世界中にある天をささえる「世界樹」伝説を結び付けて、衒学的（学問的ハッタリの効いた面白さ）なアナロジーでグイグイ引っ張っていきます。

どうもこう稗田に言われると「そうかも知れんのう」と思ってしまうのが楽しいところで、積極的にダマされにいくのが正しい鑑賞法を言えましょう(^^)

まあ諸星作品が「超面白い」なんて今更すぎるのですが、未読の方は是非ご一読を。そしてともに「木マンガ」ファンになろうではありませんか。

ふたつめ。

星野之宣先生『残像』

このなかにその名もずばり『世界樹』という中編（約１００ページ）がありますが、こちらは宇宙へ飛び出した木マンガです。

すんごい面白いので極力ネタバレしたくないのですが、舞台は火星の極冠。氷に閉ざされた世界と「木」と何の関係があるんじゃと思われた方はもう買った方がいいですｗ。

宇宙モノはどうしても「荒廃した寒い世界」というイメージがあるのですが、実際星の中はドロドロに燃えているものも多く…あ、星野先生ファンならもうお気づきですね、そう、例によって火山（待ってました！の声がきこえるようだｗ）がカギを握ります。絵的にもダイナミックに広がるラストは圧巻です。

どうでもいいですが当方この２作で「溶岩樹型」という言葉が忘れられなくなりました。

面白いですね、自然は。ＳＦ作品にはこういう科学知識も入っていて実に…

…なに、SＦは苦手？

贅沢なことをおっしゃるお方だ。じゃあファンタジーはどうですか。マンガじゃないですが。

名前くらい聞いたことがあるでしょう、この名作ゲーム。

まだスクゥエアがエニックスとくっつく前の名作『聖剣伝説』、１。

これ木のお話ですよ。

北欧神話の世界樹をモチーフにした木と悲恋の物語です。なにせ最後はヒロインが木になってしまうのですから。木ッズ、いやさキッズはゲームボーイをそっと置いた後、木に恋せずにはいられますまい。

…どうでしょう、「木の物語」の魅力、伝わったでしょうか。

なに、今すぐ無料で読める木の物語はないのかと仰る？

ありますとも、このｎｏｔｅの中に。

さる素晴らしいマンガ家さんが描かれた無料の「木マンガ」が。

引用紹介したいのですが、相互フォローじゃないし若干恐れ多いので貼り付けはしませんが…(^_^;)そのスゴイ漫画、ひっそりと公開・更新されているせいかまだまだ多くの人に読まれていません。大体いつも当方がスキ一番乗りです。一応、当方僭越ながらおススメさせていただいているのですが…(._.)

検索ボタンで「スター・ロード１」と入れて超絶美麗なサムネイルが出てきたら、それがその記事です。

（追記）
この記事を描いてしばらくして、どういうわけか偶然相互フォローになったので貼り付けます。好きなマンガを紹介できる幸せよ。

（実は当方『師父肖像』を上げてからそのマンガを読み「こんな木の描き方があるのか…」とショックを受けてしまった(^_^;)ので、読んだ後で当方の作と比べたりしないようにｗお願いしますが…）

そういうスゴイ作家さんも「木の物語」を描いている。

つまり木の時代が木ている、ということで。

種々異論はありましょうが、当方的には満足でございます。

お粗末様でした<(_ _)>

（また追記）
…なんの間違いか、オススメに入ってしまいました。
嬉しいけど…伸びないだろうなあ(^^;流石にw